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「一方的で強盗のような要求」北朝鮮 非核化協議で米批判
2018-09-18 06:25:46

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は南北首脳会談が開催される18日付けの論評で、非核化をめぐる米朝の協議について、「アメリカは自分たちは動こうともせず、われわれにだけ行動しろと一方的で強盗のような要求をしている。協議が進まない責任はすべてアメリカにある」として批判しました。
また、北朝鮮が核実験場を閉鎖し、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を中止すると発表したことに言及し、「アメリカとの敵対関係を終わらせて新たな関係を構築するためだ」と意義を強調しました。
そのうえで、アメリカは「われわれが『検証可能かつ不可逆的な、完全な非核化』を先に行ってからほかの問題も話し合おうという、常識外れで無理な主張をしている」として、北朝鮮の体制保証につながる朝鮮戦争の終戦宣言について協議に応じるよう改めて求めました。
そのうえで、アメリカは「われわれが『検証可能かつ不可逆的な、完全な非核化』を先に行ってからほかの問題も話し合おうという、常識外れで無理な主張をしている」として、北朝鮮の体制保証につながる朝鮮戦争の終戦宣言について協議に応じるよう改めて求めました。
ソース:NHK ニュース