Show Furigana
はやぶさ2 探査用の小型ロボットの分離成功
2018-09-21 05:24:10

小惑星「リュウグウ」の観測を続けている日本の探査機「はやぶさ2」についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、小惑星の地表面を探査する小型ロボットの分離に成功したと発表しました。初代「はやぶさ」は13年前、同様のロボットを着陸させるのに失敗していて、今回、実際に着陸できたかどうかはあすにも判明する見通しです。
探査機「はやぶさ2」には小惑星「リュウグウ」の地表面を詳しく調べる4台の小型探査ロボットが搭載されていて、21日はこのうち「MINERVA-※ツー1」と呼ばれる2台の探査ロボットを小惑星に投下する作業が行われました。
JAXAによりますと、「はやぶさ2」は高度2万メートルの上空から降下を開始し、21日の午後0時半ごろおよそ高度50メートルに近づいたところで探査ロボットを小惑星に向けて予定通り分離したということです。
ロボットが実際にリュウグウに着陸できたかどうかはあすにも送られてくる画像で判明する見通しです。
ロボットはそれぞれ幅18センチ、高さ7センチの正16角形の柱の形状をしています。
直径およそ900メートルの「リュウグウ」は重力が弱く車輪ではうまく移動できないため、ロボットは地表をジャンプして移動するよう設計されています。
ロボットは今回、こうした移動方法の検証のほか、地表の写真撮影をおこない、画像は来月下旬に予定されている「はやぶさ2」本体の着陸にも役立てられます。
初代「はやぶさ」は2005年に小惑星「イトカワ」の上空から同様のロボットを分離しましたが着陸に失敗していて、今回が13年ぶりの再挑戦です。
※ツーは、ローマ数字の2
JAXAによりますと、「はやぶさ2」は高度2万メートルの上空から降下を開始し、21日の午後0時半ごろおよそ高度50メートルに近づいたところで探査ロボットを小惑星に向けて予定通り分離したということです。
ロボットが実際にリュウグウに着陸できたかどうかはあすにも送られてくる画像で判明する見通しです。
ロボットはそれぞれ幅18センチ、高さ7センチの正16角形の柱の形状をしています。
直径およそ900メートルの「リュウグウ」は重力が弱く車輪ではうまく移動できないため、ロボットは地表をジャンプして移動するよう設計されています。
ロボットは今回、こうした移動方法の検証のほか、地表の写真撮影をおこない、画像は来月下旬に予定されている「はやぶさ2」本体の着陸にも役立てられます。
初代「はやぶさ」は2005年に小惑星「イトカワ」の上空から同様のロボットを分離しましたが着陸に失敗していて、今回が13年ぶりの再挑戦です。
※ツーは、ローマ数字の2
ソース:NHK ニュース