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トランプ大統領 今夜遅く国連演説へ 北朝鮮対応の発言に注目
2018-09-25 08:55:31

アメリカのトランプ大統領は日本時間の25日夜遅く、国連総会で演説します。史上初めて行われた米朝首脳会談を外交成果として強調すると見られますが、非核化をめぐる協議が行き詰まる中、2回目の首脳会談の開催を含む今後の北朝鮮への対応についてどのように言及するか注目されます。
トランプ大統領は25日午前(日本時間25日夜遅く)、ニューヨークの国連総会で各国の首脳らが外交政策などを表明する一般討論演説に臨みます。
去年行った初めての国連演説で、トランプ大統領は北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長のことを「ロケットマン」と呼び、核・ミサイル開発を強く非難しましたが、今回はことし6月の史上初の米朝首脳会談の開催を踏まえ、北朝鮮問題を外交成果として強調するものと見られます。
一方、非核化の進め方をめぐって、北朝鮮との立場の隔たりは大きく、協議は行き詰まっています。
こうした中、24日、トランプ大統領は、2回目の米朝首脳会談についてシンガポール以外の場所で近く開催されるだろうという見通しを明らかにし、演説の中で首脳会談を含む北朝鮮への今後の対応についてどのように言及するか注目されます。
一方、激しく対立するイランについては、核合意から離脱し、経済制裁を強化していくなど、厳しい姿勢で臨む考えを示すものと見られます。
また、アメリカのヘイリー国連大使は「大統領は演説でアメリカの主権を守ることに言及する。多国間主義を否定するものではないが、主権が第一だ」と述べ、11月に迫った中間選挙も見据え、アメリカ第一主義をより鮮明にする可能性を示唆しています。
去年行った初めての国連演説で、トランプ大統領は北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長のことを「ロケットマン」と呼び、核・ミサイル開発を強く非難しましたが、今回はことし6月の史上初の米朝首脳会談の開催を踏まえ、北朝鮮問題を外交成果として強調するものと見られます。
一方、非核化の進め方をめぐって、北朝鮮との立場の隔たりは大きく、協議は行き詰まっています。
こうした中、24日、トランプ大統領は、2回目の米朝首脳会談についてシンガポール以外の場所で近く開催されるだろうという見通しを明らかにし、演説の中で首脳会談を含む北朝鮮への今後の対応についてどのように言及するか注目されます。
一方、激しく対立するイランについては、核合意から離脱し、経済制裁を強化していくなど、厳しい姿勢で臨む考えを示すものと見られます。
また、アメリカのヘイリー国連大使は「大統領は演説でアメリカの主権を守ることに言及する。多国間主義を否定するものではないが、主権が第一だ」と述べ、11月に迫った中間選挙も見据え、アメリカ第一主義をより鮮明にする可能性を示唆しています。
ソース:NHK ニュース