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日米首脳会談 トランプ大統領 貿易問題で具体的譲歩迫るか
2018-09-26 06:59:38

日本時間の27日未明、日米首脳会談が行われます。トランプ大統領は、貿易問題をめぐり各国への強硬姿勢を強めており、安倍総理大臣に対してどこまで具体的な譲歩を迫るかが焦点です。
アメリカのトランプ大統領は日本時間の27日未明、国連総会が行われているニューヨークで安倍総理大臣と会談し、日米の貿易問題や北朝鮮情勢などについて協議する方針です。
アメリカの日本に対する貿易赤字額は中国、メキシコに次いで3番目に多く、トランプ大統領は23日、ツイッターに「アメリカは日本を助けるために多くのことをしているのだから日米双方の利益になるようなことを話し合いたい」と投稿し、貿易問題で日本側から譲歩を引き出したい考えを示唆しました。
トランプ政権が日本経済に大きな影響を与えかねない自動車関税の引き上げを検討する中、25日には、首脳会談を前に日米の閣僚級による詰めの通商協議が行われました。
協議の結果、日米の貿易・投資の拡大に向けて、関税などを含む2国間の協議を始めることで合意する方向となり、アメリカ側は、多国間の自由貿易体制を重視する日本が歩み寄りを見せたと前向きに評価しています。
ただ、トランプ大統領としては、11月の中間選挙に向けて、貿易赤字削減のための取り組みを支持者にアピールできるよう、1か国でも多くの国から関税引き下げなどの合意を取り付けたい考えで、このあとの首脳会談でも、安倍総理大臣に対し、どこまで具体的な譲歩を迫るかが焦点となっています。
アメリカの日本に対する貿易赤字額は中国、メキシコに次いで3番目に多く、トランプ大統領は23日、ツイッターに「アメリカは日本を助けるために多くのことをしているのだから日米双方の利益になるようなことを話し合いたい」と投稿し、貿易問題で日本側から譲歩を引き出したい考えを示唆しました。
トランプ政権が日本経済に大きな影響を与えかねない自動車関税の引き上げを検討する中、25日には、首脳会談を前に日米の閣僚級による詰めの通商協議が行われました。
協議の結果、日米の貿易・投資の拡大に向けて、関税などを含む2国間の協議を始めることで合意する方向となり、アメリカ側は、多国間の自由貿易体制を重視する日本が歩み寄りを見せたと前向きに評価しています。
ただ、トランプ大統領としては、11月の中間選挙に向けて、貿易赤字削減のための取り組みを支持者にアピールできるよう、1か国でも多くの国から関税引き下げなどの合意を取り付けたい考えで、このあとの首脳会談でも、安倍総理大臣に対し、どこまで具体的な譲歩を迫るかが焦点となっています。
ソース:NHK ニュース