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避難所に備蓄のはずの飲料水 1本もなかった 奈良 大和高田
2018-09-26 08:52:04

奈良県大和高田市で今月、台風21号の接近に伴って市民が避難した市の施設に、本来備蓄されているはずの飲料水が1本もなく、台風が迫る中、市の職員が別の場所から急きょ運び入れる対応を取っていたことがわかりました。
今月4日、台風21号の接近に伴い奈良県大和高田市は市内全域に避難準備の情報を出してお年寄りなどに早めに避難を始めるよう呼びかけ、市内4か所で避難所を開設しました。
市によりますと、このうち32人が避難した市立の「武道館」には、飲料水として本来500ミリリットル入りのペットボトル200本が備蓄されているはずでしたが、1本もなく、台風が接近する中、急きょ市の職員が別の施設から水を運ぶ対応を取ったということです。
市の地域防災計画では避難所などでの備蓄について「毎年点検し、備蓄品の補充・更新を行う」と定められていますが、具体的な点検のマニュアルはなく、おととし11月以降、点検をした記録は残っていないということです。
大和高田市は「自動販売機や水道水もあり、避難する市民には自分で水分を確保するようお願いしている。ただ、備蓄の点検は行わねばならず申し訳ない」としていて、市内に20あるすべての避難所などでの備蓄の総点検を急ぎ、今後の災害に備えたいとしています。
市によりますと、このうち32人が避難した市立の「武道館」には、飲料水として本来500ミリリットル入りのペットボトル200本が備蓄されているはずでしたが、1本もなく、台風が接近する中、急きょ市の職員が別の施設から水を運ぶ対応を取ったということです。
市の地域防災計画では避難所などでの備蓄について「毎年点検し、備蓄品の補充・更新を行う」と定められていますが、具体的な点検のマニュアルはなく、おととし11月以降、点検をした記録は残っていないということです。
大和高田市は「自動販売機や水道水もあり、避難する市民には自分で水分を確保するようお願いしている。ただ、備蓄の点検は行わねばならず申し訳ない」としていて、市内に20あるすべての避難所などでの備蓄の総点検を急ぎ、今後の災害に備えたいとしています。
ソース:NHK ニュース