中国の宇宙局は26日、同国が打ち上げた宇宙ステーション「天宮2号」について、2019年の7月に地球の大気圏に入る計画を発表しました。
2016年に打ち上げられた天宮2号は、2年間地球を回っています。同年には宇宙飛行士2人が施設内に1カ月住んで、物理学や生物学などの実験を行ったそうです。
宇宙局の担当者はメディアで、「天宮2号は2年間のミッションを完了した。載せた物はすべていい状態にある」と話しました。
今回の発表の半年前には、中国の初めの宇宙ステーション「天宮1号」が制御不能な状態で地球に落下して、世界的なニュースとなっていました。