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原油先物 東京市場で4年ぶり高値 イランへの経済制裁懸念
2018-10-02 02:18:52
東京商品取引所で原油の先物価格の上昇が続き、およそ4年ぶりの高値水準となっています。来月、アメリカが発動するとしているイランへの経済制裁を前に原油の供給量が減るのではないかとの懸念から買い注文が広がっています。
2日の東京商品取引所では、取引開始直後から原油の先物に買い注文が広がり、取り引きの中心となる来年3月ものの先物価格は1キロリットル当たり5万6000円台まで上昇し、1日の終値より一時、1000円以上値上がりしました。これは2014年11月以来、およそ4年ぶりの高値水準です。
原油価格の上昇は、アメリカが来月発動するとしているイランへの経済制裁を前に、原油の供給量が減るとの見方が広がっているためで、1日のニューヨーク原油市場でも国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格が大きく値上がりしました。
市場関係者は「経済制裁に向けて世界各国の企業がイランとの取り引きを停止している。さらに、有数の産油国であるサウジアラビアが増産に否定的だと伝わっていて、原油価格はこのまま高止まりする可能性が高い」と話しています。
原油価格の上昇は、アメリカが来月発動するとしているイランへの経済制裁を前に、原油の供給量が減るとの見方が広がっているためで、1日のニューヨーク原油市場でも国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格が大きく値上がりしました。
市場関係者は「経済制裁に向けて世界各国の企業がイランとの取り引きを停止している。さらに、有数の産油国であるサウジアラビアが増産に否定的だと伝わっていて、原油価格はこのまま高止まりする可能性が高い」と話しています。
ソース:NHK ニュース