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奈良 正倉院 宝物点検で年に一度の「開封の儀」
2018-10-03 02:37:32

奈良時代の聖武天皇のゆかりの品などを収めた奈良市の正倉院で、宝物の点検や調査のため年に一度、部屋の封印を解く「開封の儀」が行われました。
奈良市の正倉院では、奈良時代に造られた校倉造りの正倉に入っていた、聖武天皇が愛用した品や東大寺ゆかりの宝物などおよそ9000点が、宝庫と呼ばれる建物に移され保管されています。
3日は、正倉院事務所の所長の先導で、宮内庁の職員や東大寺の僧侶などおよそ20人がおけの水で手や口を清めたあと、宝庫の中に入りました。
宝庫の中では、宝物が収められている6つの部屋の扉の封印がはさみで解かれたということです。
宮内庁はこのあと、およそ2か月にわたって宝物の点検や調査などを行うことにしています。
これに合わせて奈良国立博物館では、70回目となる正倉院展が今月27日から開かれ、初出展の10件を含む56件の宝物が公開されます。
3日は、正倉院事務所の所長の先導で、宮内庁の職員や東大寺の僧侶などおよそ20人がおけの水で手や口を清めたあと、宝庫の中に入りました。
宝庫の中では、宝物が収められている6つの部屋の扉の封印がはさみで解かれたということです。
宮内庁はこのあと、およそ2か月にわたって宝物の点検や調査などを行うことにしています。
これに合わせて奈良国立博物館では、70回目となる正倉院展が今月27日から開かれ、初出展の10件を含む56件の宝物が公開されます。
ソース:NHK ニュース