バブリー！「黄金おうごんの犬いぬ山城やましろ」昭和しょうわ62年ねん制作せいさく ようやく公開こうかい

愛知あいち県けん犬山いぬやま市しでバブル期きの昭和しょうわ62年ねんに作つくられたあと、ほとんど人目ひとめに触ふれてこなかった金きんぱくの犬いぬ山城やましろの模型もけいが４よん日にち公開こうかいされました。見た目みためが派手はでだという理由りゆうで、30年ねん余あまり市しの施設しせつに保管ほかんされていましたが、議員ぎいんからの指摘してきを受うけて日の目ひのめを見みました。

模型もけいは国宝こくほう 犬山いぬやま城じょうの18分ぶんの１いちのサイズで、高たかさおよそ１いちｍめ-とる30ｃｍせんちめ-とる、重おもさ360キロほどで、全体ぜんたいに金きんぱくなどが施ほどこされています。

しゃちほこの部分ぶぶんは純金じゅんきん製せいですが、盗難とうなん防止ぼうしのためダミーのものが取とりつけられ、本物ほんものは市しが保管ほかんしています。

バブル期きの昭和しょうわ62年ねんに開ひらかれた犬山いぬやま城しろの築城ちくじょう450年ねんを記念きねんするイベントに合あわせて、「黄金おうごんの犬いぬ山城やましろ」としておよそ3000万まん円えんをかけて作つくられ、４よんか月かげつほど公開こうかいされましたが、見た目みためが派手はでだという理由りゆうでその後そのごは市しの施設しせつに保管ほかんされ、ほとんど人目ひとめに触ふれることはありませんでした。

しかし、当時とうじを知しる市議会しぎかい議員ぎいんから「その後そのご、見みていないが処分しょぶんされたのか」と議会ぎかいで質問しつもんされたのをきっかけに、市しが「新あらたな観光かんこう資源しげんになるかもしれない」として公開こうかいすることを決きめました。

市内しないに住すむ25歳さいの男性だんせいは「こんなものがあったとは知しらなかったのでびっくりしています。多おおくの人ひとが喜よろこぶと思おもいます」と話はなしていました。

「黄金おうごんの犬いぬ山城やましろ」は、12月つき16日にちまで犬山いぬやま市しの文化ぶんか史料しりょう館かんで展示てんじされています。

ソース：NHK ニュース