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北海道地震1か月 今なお断水続く地域も 厚真町
2018-10-06 07:33:07

先月の地震から6日で1か月になりますが、厚真町では今なお一部の地域で断水が続いています。
厚真町では地震による土砂崩れなどで町内に2か所ある浄水場が被害を受けるなどして、一時、町内全域で断水しましたが、5日までに全世帯の98%に当たる1899戸で復旧しました。
しかし、地震から1か月が経過した今も、町内では45戸で断水が続いています。
このうち27戸で断水している豊沢地区では、地震による地割れが原因で水道管の被害が大きく、復旧に時間がかかっていて、6日も業者が壊れた水道管を交換する作業などに追われていました。
また地区の避難所に設置された給水所では、6日も住民たちがポリタンクやペットボトルに水を入れて、重たそうに車まで運んでいました。
しかし、地震から1か月が経過した今も、町内では45戸で断水が続いています。
このうち27戸で断水している豊沢地区では、地震による地割れが原因で水道管の被害が大きく、復旧に時間がかかっていて、6日も業者が壊れた水道管を交換する作業などに追われていました。
また地区の避難所に設置された給水所では、6日も住民たちがポリタンクやペットボトルに水を入れて、重たそうに車まで運んでいました。
毎日2度の給水所通い 入浴は隣町の施設まで
厚真町豊沢地区で妻と2人で暮らす飯海孝則さん(64)の自宅でも断水が続いています。
飯海さんは毎日、朝と晩の2度、地区の集会所の給水所まで車で向かい、ポリタンクとペットボトルに給水して自宅に運んでいます。
そして、ポリタンクの水は自宅の風呂の浴槽にためてトイレや洗面台で使う水として利用していますが、水を運ぶ作業を繰り返すうちに飯海さんは腰を痛めました。
また、トイレでは用を足すたびにタンクに水を入れなければならず、自宅では風呂に入ることもできません。
この1か月、飯海さんは主に被災者向けに設置された仮設の風呂を利用してきましたが、6日限りでこの風呂も使えなくなります。
町内にある日帰り入浴は地震で被災し、今も営業再開のめどが立っておらず、風呂に入るには、往復で40分ほどかかる隣町の温泉施設まで通わなければなりません。
飯海さんは「水道がいつ復旧するのか町から全く説明がない。この生活がいつまで続くのかとストレスを感じている。早く元の生活に戻りたい」と話していました。
飯海さんは毎日、朝と晩の2度、地区の集会所の給水所まで車で向かい、ポリタンクとペットボトルに給水して自宅に運んでいます。
そして、ポリタンクの水は自宅の風呂の浴槽にためてトイレや洗面台で使う水として利用していますが、水を運ぶ作業を繰り返すうちに飯海さんは腰を痛めました。
また、トイレでは用を足すたびにタンクに水を入れなければならず、自宅では風呂に入ることもできません。
この1か月、飯海さんは主に被災者向けに設置された仮設の風呂を利用してきましたが、6日限りでこの風呂も使えなくなります。
町内にある日帰り入浴は地震で被災し、今も営業再開のめどが立っておらず、風呂に入るには、往復で40分ほどかかる隣町の温泉施設まで通わなければなりません。
飯海さんは「水道がいつ復旧するのか町から全く説明がない。この生活がいつまで続くのかとストレスを感じている。早く元の生活に戻りたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース