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台湾 李登輝元総統の告別式 功績しのぶ
2020-09-19 03:08:47

台湾の民主化に尽力し、ことし7月に亡くなった李登輝元総統の告別式が19日に行われ、蔡英文総統や政権の幹部らに加え、海外からはアメリカ国務省の高官や森元総理大臣が参列して李元総統の功績をしのびました。
台湾で初めての直接投票による総統選挙を実現させるなど、民主化に尽力した李登輝元総統は、ことし7月、多臓器不全などのため、97歳で亡くなりました。



19日は、北部・新北にあるキリスト教系の大学の礼拝堂で告別式が行われ、蔡英文総統や政権の幹部らに加えて、海外からはアメリカのクラック国務次官や森元総理大臣が参列しました。

このなかで蔡総統は「李元総統は、台湾の民主化のための基礎を築いた。試練に満ちた国際情勢のなか、実務外交を推し進め、台湾と民主主義を結びつけ、国際舞台に引き上げた」と述べて李元総統の功績をしのびました。
そのうえで「台湾の人々を代表して李元総統に感謝する。私たちは李元総統の成果を継承し台湾の主体性を引き続き確立して、台湾の民主主義と自由を深めていく責任がある」と述べました。
李元総統は、来月上旬、台湾北部にある軍の墓地に埋葬されます。
そのうえで「台湾の人々を代表して李元総統に感謝する。私たちは李元総統の成果を継承し台湾の主体性を引き続き確立して、台湾の民主主義と自由を深めていく責任がある」と述べました。
李元総統は、来月上旬、台湾北部にある軍の墓地に埋葬されます。
ソース:NHK ニュース