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暑さで溶けていくヒョウの彫刻、気候変動に警鐘 米フロリダ州
2020-09-25 09:40:04

米フロリダ州の動物園に、猛暑で溶けるヒョウの彫刻が登場しました。オレンジ色のろうが背中から流れ落ちる母ヒョウの彫刻はやがて溶けてなくなり、子どものヒョウだけが取り残されます。
溶けて流れるヒョウのろう人形は、人間がつくり出した気候変動がフロリダ州の野生生物と人間に与える影響を比喩的に表現した作品。
ヒョウの彫刻は、フロリダ州で気候科学教育に力を入れる非営利組織(NPO)のCLEO研究所などが、気候変動の危機を訴えるキャンペーンの一環として制作しました。
ヒョウの彫刻は絶滅の危険にさらされている種にどんな影響が及んでいるかを表現する目的で、18日にタンパ動物園にデビューしました。これはアーティストでディレクターのボブ・パーティントン氏が制作した3作品のうちの1つで、残る2作品は別の場所に設置されています。
ソース:NHK ニュース