菅かん首相しゅしょう 行政ぎょうせいのデジタル化か システム統合とうごうを令りょう和わ7年度ねんど末まつまでに

国くにや地方ちほうのデジタル化かを検討けんとうする、政府せいふの作業さぎょうチームの会合かいごうが開ひらかれ、菅かん総理そうり大臣だいじんは、自治体じちたいごとにシステムの仕様しようが異ことなっていることから、令りょう和わ7年度ねんど末まつまでの統合とうごうを目指めざし、工程こうてい表ひょうを作成さくせいするよう指示しじしました。

総理そうり大臣だいじん官邸かんていで開ひらかれた会合かいごうには、菅かん総理そうり大臣だいじんのほか、武田たけだ総務そうむ大臣だいじんや平井ひらいデジタル改革かいかく担当たんとう大臣だいじん、それに民間みんかんの有識者ゆうしきしゃらが出席しゅっせきしました。

この中なかで、菅かん総理そうり大臣だいじんは、「わが国わがくにのデジタル化かを進すすめるためには、まずは、国くにと地方ちほうの行政ぎょうせいのデジタル化かを実現じつげんし、あらゆる手続てつづきが役所やくしょに行いかなくても実現じつげんでき、必要ひつような給付きゅうふが迅速じんそくに行おこなえるような社会しゃかいを早急そうきゅうに実現じつげんする必要ひつようがある」と指摘してきしました。

そのうえで、自治体じちたいごとにシステムの仕様しようが異ことなっていることについて、「住民じゅうみんが引っ越ひっこしをしても同おなじサービスを受うけられるようにするため、統一とういつと標準ひょうじゅん化かが不可欠ふかけつだ」と述のべ、5年ねん後ごの令りょう和わ7年度ねんど末まつまでの統合とうごうを目指めざし、工程こうてい表ひょうを作成さくせいするよう指示しじしました。

また、マイナンバーカードについて、菅かん総理そうり大臣だいじんは、オンラインで確実かくじつに本人ほんにん確認かくにんができることがデジタル社会しゃかいには不可欠ふかけつだとして、令りょう和わ4年度ねんど末まつには、ほぼ全ぜん国民こくみんに行き渡いきわたることを目指めざし、普及ふきゅう策さくを加速かそくさせる方針ほうしんを示しめしました。

ソース：NHK ニュース