米べいハワイでなくしたサーフボード、８３００キロ離はなれたフィリピンで発見はっけん

　ダグ・ファルターさんはハワイ在住ざいじゅうの写真家しゃしんかでサーファー。フェイスブックへの投稿とうこうによれば、２０１８年ねん２月がつにオアフ島とうのワイメア湾わんでボードをなくしていました。人生じんせいでも最大級さいだいきゅうの波なみをとらえようとしていたため、動揺どうようしてしまったということです。
　新あたらしい持もち主ぬしはサーフィンを覚おぼえようと地元じもとの漁師りょうしからボードを購入こうにゅうしていました。その後ご、ハワイ在住ざいじゅうのサーフボードの職人しょくにん、ライル・カーソンさんにフェイスブックで連絡れんらくを取とったということです。
　ＡＦＰ通信つうしんによれば、ボードの新あたらしい持もち主ぬしはフィリピン南部なんぶで小学校しょうがっこうの教師きょうしをしているジオバネ・ブランズエラさん。
　ブランズエラさんは４０ドル（約やく４２００円えん）で地元じもとの漁師りょうしからボードを購入こうにゅうしました。ボードはファルターさんがなくした６カ月後げつごの２０１８年ねん８月がつに発見はっけんされていました。
　ボードは太平洋たいへいようを横断おうだんしたことで淡あわい青あおから黄きへと変色へんしょくしていましたが、カーソンさんの名前なまえははっきりと残のこっていました。
　このことから、ブランズエラさんはカーソンさんに連絡れんらくを取とり、奇跡きせきの発見はっけんがファルターさんにも知しらされることになりました。

ソース：NHK ニュース