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「持続化給付金」の詐欺事件相次ぐ SNSで不正の手口広がる
2020-09-30 03:35:41

新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に国から支給される「持続化給付金」をだまし取る事件が相次いでいます。
組織的にうその申請をしているグループもあるとみられ、警察当局が取締りを強化しています。
組織的にうその申請をしているグループもあるとみられ、警察当局が取締りを強化しています。

持続化給付金は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが大きく落ち込んだ中小企業や個人事業主を支援するもので、法人に最大200万円個人に最大100万円が支給されます。
申請手続きが比較的簡単にできる一方、売り上げが大幅に減ったといううその資料を提出して、給付金をだまし取るケースが相次いで確認されています。
申請手続きが比較的簡単にできる一方、売り上げが大幅に減ったといううその資料を提出して、給付金をだまし取るケースが相次いで確認されています。

警視庁は、100万円をだまし取ったとして、いずれも職業不詳の愛知県一宮市の山本武彦容疑者(45)や東京 新宿区の帯金悠介容疑者(37)ら3人を詐欺の疑いで逮捕しました。
関係者によりますと、SNSを使って不正の方法を教え報酬を得たり、何人もの名義で組織的にうその申請をしたりするグループもいるということです。
警察当局は、取締りを強化するとともに「安易な気持ちで不正をすると重大な犯罪になる」と注意を呼びかけています。
関係者によりますと、SNSを使って不正の方法を教え報酬を得たり、何人もの名義で組織的にうその申請をしたりするグループもいるということです。
警察当局は、取締りを強化するとともに「安易な気持ちで不正をすると重大な犯罪になる」と注意を呼びかけています。
全国で10件以上
新型コロナウイルス対策で売り上げが落ち込んだ事業者に国から支給される「持続化給付金」の不正受給は、全国で相次いでいます。
ことし7月、埼玉県の男子大学生が個人事業者を装って、うその申請をし給付金をだまし取ったとして、全国で初めて逮捕されました。
また、8月には、愛知県で事業収入が大幅に減ったといううその台帳を提出して給付金をだまし取ったとして、会社役員の男ら3人が逮捕されました。
3人は、およそ400人分のうその申請を行って、4億円をだまし取った疑いがあるということです。
持続化給付金をだまし取る事件は、全国で10件以上確認されていて、関係者によりますと、SNSなどを通じて手口が広まっているということです。
ことし7月、埼玉県の男子大学生が個人事業者を装って、うその申請をし給付金をだまし取ったとして、全国で初めて逮捕されました。
また、8月には、愛知県で事業収入が大幅に減ったといううその台帳を提出して給付金をだまし取ったとして、会社役員の男ら3人が逮捕されました。
3人は、およそ400人分のうその申請を行って、4億円をだまし取った疑いがあるということです。
持続化給付金をだまし取る事件は、全国で10件以上確認されていて、関係者によりますと、SNSなどを通じて手口が広まっているということです。
ソース:NHK ニュース