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福島 浪江町の沿岸部 震災後初の稲刈り 津波と原発事故で被害
2020-10-03 10:15:35

東日本大震災の津波と原発事故の被害を受けた福島県浪江町の沿岸部で、震災後、初めての稲刈りが行われました。

浪江町では3年前、原発事故による避難指示が一部解除され、内陸部ではコメ作りが再開されていますが、沿岸部では津波の被害を受けた農地の復旧などに時間がかかり再開が遅れています。
ことし、ようやく一部の水田でコメ作りが始まり、3日震災後初めての稲刈りが行われました。
避難している農家から土地を借りてコメ作りをしている農業生産法人のスタッフと、町と連携協定を結んでいる東京農業大学のおよそ30人の学生が力を合わせて、10年ぶりに実った黄金色の稲を鎌で刈り取っていました。
収穫されたコメは、地元の道の駅や東京農業大学の生協などで販売するということです。
稲刈りを行った「福島舞台ファーム」の志子田勇司代表は、「がれきの撤去など大変な作業もありましたが、津波の被災地で10年ぶりに稲刈りをすることができて感慨深いです。稲がしっかり成長してくれてうれしいです」と話していました。
東京農業大学3年の男子学生は、「浪江のコメ作りがどんどん再開されている様子を見て、復興が進んでいることを改めて実感しました。収穫したコメを食べるのが楽しみです」と話していました。
ことし、ようやく一部の水田でコメ作りが始まり、3日震災後初めての稲刈りが行われました。
避難している農家から土地を借りてコメ作りをしている農業生産法人のスタッフと、町と連携協定を結んでいる東京農業大学のおよそ30人の学生が力を合わせて、10年ぶりに実った黄金色の稲を鎌で刈り取っていました。
収穫されたコメは、地元の道の駅や東京農業大学の生協などで販売するということです。
稲刈りを行った「福島舞台ファーム」の志子田勇司代表は、「がれきの撤去など大変な作業もありましたが、津波の被災地で10年ぶりに稲刈りをすることができて感慨深いです。稲がしっかり成長してくれてうれしいです」と話していました。
東京農業大学3年の男子学生は、「浪江のコメ作りがどんどん再開されている様子を見て、復興が進んでいることを改めて実感しました。収穫したコメを食べるのが楽しみです」と話していました。
ソース:NHK ニュース