Show Furigana
熊本 記録的豪雨から3か月 早期の生活再建が課題に
2020-10-03 20:33:00

熊本県で65人が死亡し、今も2人の行方が分からなくなっていることし7月の記録的な豪雨から4日で3か月となります。熊本県内では被災者の仮設住宅への入居が進んでいますが、新型コロナウイルスの影響で見守り活動などが十分に行えず、お年寄りの孤立化をどう防ぐかや、被災者の生活再建が課題となっています。

ことし7月4日の記録的な豪雨で、熊本県内では球磨川の氾濫や土砂崩れなどにより65人が死亡し、今も2人の行方が分からなくなっています。
熊本県によりますと、確認された住宅の被害は今月1日の時点で全壊が1470棟、半壊が3023棟、床上浸水が1519棟にのぼっています。
人吉・球磨地方を走るJRは運転再開のめどが立たないなど、交通網にも影響が続いています。
県によりますと、今もなお、人吉市など5つの市町村で合わせて369世帯、701人が避難所での生活を余儀なくされているほか、壊れたままの自宅で生活する「在宅避難」を続ける人は、少なくとも600人以上にのぼるということです。
熊本県によりますと、確認された住宅の被害は今月1日の時点で全壊が1470棟、半壊が3023棟、床上浸水が1519棟にのぼっています。
人吉・球磨地方を走るJRは運転再開のめどが立たないなど、交通網にも影響が続いています。
県によりますと、今もなお、人吉市など5つの市町村で合わせて369世帯、701人が避難所での生活を余儀なくされているほか、壊れたままの自宅で生活する「在宅避難」を続ける人は、少なくとも600人以上にのぼるということです。

こうした中、仮設住宅は人吉市や球磨村など7つの市町村で合わせて296戸が完成して入居が進み、民間の賃貸住宅を活用した「みなし仮設」などには483世帯が入居しています。
この一方で、新型コロナウイルスの影響で、仮設住宅に入居したお年寄りの見守り活動などが積極的に行えず孤立化が懸念されているほか、避難生活の長期化に伴って被災者の負担が大きくなっていて、生活再建をどう進めるかが課題となっています。
この一方で、新型コロナウイルスの影響で、仮設住宅に入居したお年寄りの見守り活動などが積極的に行えず孤立化が懸念されているほか、避難生活の長期化に伴って被災者の負担が大きくなっていて、生活再建をどう進めるかが課題となっています。
ソース:NHK ニュース