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サブウェイのパン、砂糖多すぎ「パンではない」 アイルランド裁判所
2020-10-05 15:05:03

アイルランドの最高裁は2日までに、 サブウェイのホットサンドイッチに使用されているパンについて、含まれる砂糖の多さから法的には「パン」と定義できないとの決定を下しました。これにより同社のパンは課税の対象になるとみられます。
決定は先月29日、同国のサブウェイ店舗を運営するフランチャイズ企業が税の還付を求めたことに対する回答として下りました。同企業は提供しているパンについて、「必需食料品」であり課税の対象にならないと主張していました。
5人の裁判官は審議の結果、パンに含まれる砂糖の量からこれらの製品は課税対象から外れないとの結論に至りました。
ドーナル・オドネル裁判官は、サブウェイのサンドイッチのパン生地について、小麦粉の重さの10%に相当する砂糖が含まれていると指摘しました。アイルランドの税法では、パンの生地に含まれる砂糖の量は小麦粉の重さの2%以下と定めています。このため同法では、サブウェイの提供するパンは「パン」と定義できないということです。
ソース:NHK ニュース