楼門落下ろうもんらっかし作業員さぎょういんら下敷したじきに １人重体りじゅうたい

　警察けいさつによりますと５日午前かごぜん１０時じごろ、熊本県山鹿市くまもとけんやまがしにある「善照寺ぜんしょうじ」で作業員さぎょういん２人りが楼門ろうもんの下敷したじきになりました。
　「ドサッ、ガシャっと、地響じひびきみたい。作業員さぎょういんがおろおろして、声こえかけて呼よんでいた」（近所きんじょの人ひと）
　２人りは駆かけ付つけた消防しょうぼうに救助きゅうじょされましたが、菊池市きくちしの会社員かいしゃいん、坂田悟さかたさとるさん（６６）が頭あたまの骨ほねを折おるなどして意識不明いしきふめいの重体じゅうたい。もう１人りの６１歳さいの男性だんせいも首くびの骨ほねを折おる重傷じゅうしょうです。
　当時とうじ、現場げんばでは楼門ろうもんの土台どだいの木材もくざいを交換こうかんするため、作業員さぎょういん４人にんで楼門全体ろうもんぜんたいをジャッキアップしていたということで、警察けいさつはバランスが崩くずれたのが原因げんいんとみて、当時とうじの状況じょうきょうを調しらべています。

ソース：NHK ニュース