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極度の貧困層、世界で1億5千万人増の見通し 世銀推計
2020-10-11 07:00:03

世銀は1日1.9ドル(約200円)未満での生活を強いられる層を、極度の貧困と定義しています。
今年5月の時点では、2020年中に極度の貧困に陥る人は6000万人と推計していましたが、7日に発表された今回の推計ではこの予測を大幅に引き上げました。
世界の極度の貧困は今年、約20年ぶりに上昇する見通しです。
極度の貧困状態にある人は2020年、世界人口の9.1~9.4%に達すると予測しています。
今年極度の貧困に追い込まれる人のうち、10人中約8人は、世銀が「中所得」国と位置付ける国の居住者が占めます。さらに、従来の地方に加えて、都市圏でも極度の貧困に追い込まれる人が増えていると指摘しました。
ソース:NHK ニュース