コロナ理由りゆうで「登校とうこうせぬ子こどもいる学校がっこう」15％の学校がっこうで 日教組にっきょうそ

学校がっこう現場げんばにおける新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうを教職きょうしょく員いんの組合くみあいが調査ちょうさしたところ、不ふ登校とうこうが増加ぞうかした学校がっこうが23％、感染かんせんを防ふせぐため登校とうこうしない子こどもがいる学校がっこうは15％に上のぼり、子こどもたちの学まなびへの影響えいきょうが浮き彫うきぼりになっています。

調査ちょうさは、日本にっぽん教職きょうしょく員いん組合くみあいが夏休なつやすみ明あけの8月末げつまつから先月せんげつ中旬ちゅうじゅんにかけて行いったもので、全国ぜんこくの小中しょうちゅう学校がっこうや高校こうこう、それに特別とくべつ支援しえん学校がっこうなど1152校こうについて回答かいとうを得えました。

この中なかで、夏休なつやすみ明あけに不ふ登校とうこうや保健ほけん室しつに登校とうこうする子こどもが増ふえたか聞きいたところ、小学校しょうがっこうで20％、中学校ちゅうがっこうで24％、高校こうこうで28％などと、全体ぜんたいでは23％が「増ふえた」と答こたえました。

また、感染かんせん予防よぼうのために子こどもを登校とうこうさせない保護ほご者しゃが「いる」と回答かいとうしたのは、小学校しょうがっこうで14％、中学校ちゅうがっこうで16％、高校こうこうで11％、特別とくべつ支援しえん学校がっこうでは25％で、全体ぜんたいでは15％となりました。

具体ぐたい的てきには「感染かんせんによるリスクが高たかい家族かぞくがいる生徒せいとが医師いしに外出がいしゅつ自粛じしゅくを指示しじされた」というケースがあったほか、対応たいおうについては、放課ほうか後ごの個別こべつ補習ほしゅうや、家庭かてい訪問ほうもんをして玄関げんかん先さきで距離きょりを取とりながら健康けんこう確認かくにんをしているといった例れいが寄よせられました。

調査ちょうさをした担当たんとう者しゃは「感染かんせんを恐おそれて学校がっこうに通かよえない子こどもが思おもった以上いじょうにおり、オンライン教育きょういくの環境かんきょうも十分じゅうぶんではない中なか、学まなびや学校がっこうとのつながりをどう保障ほしょうしていくか考かんがえる必要ひつようがある」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース