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座間9人殺害事件裁判 被告 20歳男性殺害「承諾なし」
2020-10-14 09:04:37

3年前、神奈川県座間市のアパートで若い女性など9人の遺体が見つかった事件の裁判で、殺害された神奈川県の当時20歳の男性について被告人質問が行われ、被告は男性は殺害されることに承諾していなかったなどと述べました。
2017年の10月、神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件では、白石隆浩被告(30)が性的暴行をしたうえ9人を殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人などの罪に問われています。
これまでの裁判で被告は9人の殺害について認めましたが、弁護士は被害者が殺害されることに同意していたなどと主張しています。
14日は、3番目に殺害された神奈川県横須賀市の当時20歳の男性について被告人質問が行われました。
被告は検察官から男性が殺害されることに承諾していたか聞かれると、「承諾はないと思っています」と述べました。
法廷では被告が捜査段階で、人形を使って殺害の方法を再現した様子がモニターに示され、被告は「男性は首を絞めると自分の髪の毛をつかむなど抵抗してきた。死にたいと思ってはいなかったと思います」などと説明しました。
そして、殺害の動機については「最初に殺害した女性と男性が知り合いだったので、男性から女性の家族などに自分の情報が漏れると思った」などと述べました。
これに先立ち弁護士が請求した証拠で、男性が交際相手と別れたことや、職場での悩みから自殺願望をつづった日記が示されると、被告は食い入るように手元の資料を眺めたりメモを取ったりしていました。
これまでの裁判で被告は9人の殺害について認めましたが、弁護士は被害者が殺害されることに同意していたなどと主張しています。
14日は、3番目に殺害された神奈川県横須賀市の当時20歳の男性について被告人質問が行われました。
被告は検察官から男性が殺害されることに承諾していたか聞かれると、「承諾はないと思っています」と述べました。
法廷では被告が捜査段階で、人形を使って殺害の方法を再現した様子がモニターに示され、被告は「男性は首を絞めると自分の髪の毛をつかむなど抵抗してきた。死にたいと思ってはいなかったと思います」などと説明しました。
そして、殺害の動機については「最初に殺害した女性と男性が知り合いだったので、男性から女性の家族などに自分の情報が漏れると思った」などと述べました。
これに先立ち弁護士が請求した証拠で、男性が交際相手と別れたことや、職場での悩みから自殺願望をつづった日記が示されると、被告は食い入るように手元の資料を眺めたりメモを取ったりしていました。
ソース:NHK ニュース