OECD 2021年半ねんはんばまでに結論目指けつろんめざす　GAFAなどへの課税かぜい

　OECD(経済協力開発機構けいざいきょうりょくかいはつきこう)は、経済けいざいのデジタル化かにともなう課税上かぜいじょうの課題かだいについての報告書ほうこくしょを発表はっぴょうしました。
　GAFAなど、巨大きょだいIT企業きぎょうに対たいする課税かぜいでは、多国籍企業たこくせききぎょうがグループのレベルで算定さんていした利益りえきのうち、通常分つうじょうぶんを超こえる一定割合いっていわりあいを市場国しじょうこくに配分はいぶんするなど、コンセンサスの構築こうちくに向むけて、大おおきく進展しんてんしたというです。
　また、解決策かいけつさくで合意ごういした場合ばあい、世界せかいの法人税収ほうじんぜいしゅうが最大さいだいで年ねん1,000億おくドル増ふえる一方いっぽう、合意ごういできず、貿易紛争ぼうえきふんそうが増ふえる場合ばあいは、世界せかいのGDP(国内総生産こくないそうせいさん)を最大さいだい1%超押ちょうおし下さげるとの試算しさんを公表こうひょうしました。

ソース：NHK ニュース