気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んで梅雨前線の活動が活発になり、九州北部や中国地方などに発達した雨雲が流れ込んでいます。
レーダーによる解析では、午前8時半までの1時間に山口県の岩国市美和付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
これまでの雨で広島県と山口県、鳥取県、それに島根県では、土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか、山口県では「氾濫危険水位」を超えている川があります。
Show Furigana
山口県で記録的短時間大雨情報 西日本 非常に激しい雨の見込み
2021-07-08 23:58:15

活発な梅雨前線の影響で西日本で雨雲が発達していて、山口県では1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
大雨となっている広島県や鳥取県でも再び雨量が増えているほか、西日本の各地で非常に激しい雨が降る見込みで、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
大雨となっている広島県や鳥取県でも再び雨量が増えているほか、西日本の各地で非常に激しい雨が降る見込みで、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
九州北部や中国地方で雨雲発達

今後の見通しは
9日は西日本と東日本で雷を伴って激しい雨が降り、特に九州北部など西日本では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
8日記録的な大雨となった広島県や鳥取県、島根県でもさらに雨量が増えるほか、11日にかけては前線が停滞するため、西日本と東日本を中心に各地で雨量が増え、災害の危険度が高まるおそれがあります。
10日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州北部で150ミリ、山口県で120ミリ、中国地方と北陸、それに東海で100ミリ、近畿で80ミリ、東北で60ミリと予想されています。
その後、11日朝までの24時間には多いところで九州北部と山口県で100ミリから150ミリ、中国地方と北陸、東海、それに近畿で50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
予想以上に雨雲が発達した場合は「線状降水帯」が発生したり、猛烈な雨が降ったりする可能性もあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。
最新の情報を確認し、早めの安全確保を心がけてください。
8日記録的な大雨となった広島県や鳥取県、島根県でもさらに雨量が増えるほか、11日にかけては前線が停滞するため、西日本と東日本を中心に各地で雨量が増え、災害の危険度が高まるおそれがあります。
10日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州北部で150ミリ、山口県で120ミリ、中国地方と北陸、それに東海で100ミリ、近畿で80ミリ、東北で60ミリと予想されています。
その後、11日朝までの24時間には多いところで九州北部と山口県で100ミリから150ミリ、中国地方と北陸、東海、それに近畿で50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
予想以上に雨雲が発達した場合は「線状降水帯」が発生したり、猛烈な雨が降ったりする可能性もあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。
最新の情報を確認し、早めの安全確保を心がけてください。
熱海市も土砂災害に警戒を
一方、今月3日に記録的な大雨で土石流が起きた静岡県熱海市は、9日も雷雨になりやすい見込みです。
土石流が発生した地域では地盤が不安定な状態が続いているため、引き続き、安全な場所で過ごすようにしてください。
土石流が発生した地域では地盤が不安定な状態が続いているため、引き続き、安全な場所で過ごすようにしてください。
ソース:NHK ニュース