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住宅侵入罪で起訴の男 ネットで合鍵を注文か 松山
2016-10-06 09:04:10

先月、松山市で、女子大学生が住むマンションに合鍵を使って侵入したとして、大学病院の契約職員の男が逮捕、起訴されました。男はあらかじめ管理会社の社員を装って部屋を訪ね、鍵の個別のナンバーを調べてインターネットの業者に合鍵を注文していたということです。
愛媛大学医学部附属病院の契約職員、村上隆幸被告(44)は、先月10日、松山市内の女子大学生が住むマンションの部屋に合鍵を使って侵入したとして逮捕され、住居侵入の罪で起訴されました。
警察のこれまでの調べによりますと、事件の前にマンションの管理会社の社員を装って部屋を訪ね、その際、女子大学生に鍵を見せるように言って鍵の個別のナンバーを調べていたということです。そして、インターネットの業者にこのナンバーなどを伝えて、合鍵を作っていたということです。
ほかにも他人の部屋の合鍵とみられる鍵を複数持っていたということで、警察は引き続き目的や詳しいいきさつを調べています。
警察のこれまでの調べによりますと、事件の前にマンションの管理会社の社員を装って部屋を訪ね、その際、女子大学生に鍵を見せるように言って鍵の個別のナンバーを調べていたということです。そして、インターネットの業者にこのナンバーなどを伝えて、合鍵を作っていたということです。
ほかにも他人の部屋の合鍵とみられる鍵を複数持っていたということで、警察は引き続き目的や詳しいいきさつを調べています。
「持ち主自身で安全管理行うしかない」
鍵を扱う業者などが加入する日本ロックセキュリティ協同組合の鈴木祥夫理事長は「合鍵を作製するのに、法律では本人確認が義務付けられていないが、組合に加盟する業者には確認を徹底するよう指導している。しかし、最近はインターネットで受注する非加盟の業者が出ているのが実情で、持ち主自身で安全管理を行ってもらうしかない」とコメントしています。
不動産会社が注意喚起
事件を受けて、松山市にある不動産会社では管理するマンションを社員がまわって、注意を呼びかける文書を配りました。
社員の男性は「事件があったのはほかの会社が管理するマンションですが、憤りを感じます。賃貸の契約後、鍵の管理は借り主に委ねることしかできないのが現状で、行政などが、スペアキーを簡単に作ることができないようルール作りをしてほしい」と話していました。
社員の男性は「事件があったのはほかの会社が管理するマンションですが、憤りを感じます。賃貸の契約後、鍵の管理は借り主に委ねることしかできないのが現状で、行政などが、スペアキーを簡単に作ることができないようルール作りをしてほしい」と話していました。
ソース:NHK ニュース