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小池都知事 五輪課題や豊洲市場問題は早期に一定の結論
2016-10-06 07:54:39

東京都の小池知事は自民党の二階幹事長と会談し、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる課題や豊洲市場の問題について、できるだけ早期に一定の結論を出したいという考えを示しました。
会談は都内のホテルで行われ、自民党東京都連の会長を務める下村幹事長代行も同席しました。
この中で、東京都の小池知事は、都の調査チームが東京オリンピック・パラリンピックの競技会場の整備計画の大幅な見直しを提言したことに関連して、「むだなコストは見直すが、安かろう、悪かろうという発想ではなく、レガシーとして残る大会をどう作っていくのかという構想が大事であり、都としても、この1か月以内に一定の結論を出したい」と説明しました。
また小池知事は、豊洲市場の移転などをめぐる一連の問題について、「現在、石原元東京都知事へのヒアリングを含め、調査を急いでいて、そうした結果を踏まえて最終的に判断して、早めに結論を出したい」と述べました。
これに対して、自民党の二階幹事長は「われわれができる範囲で都の判断を全面的にバックアップしていきたいし、今後もそういう姿勢で都政に協力していきたい」と応じ、党としても必要に応じて協力していく考えを伝えました。
一方、小池知事が都知事選挙に立候補して衆議院議員を失職したのに伴い、来週11日に告示される衆議院東京10区の補欠選挙への対応について、二階氏らが協力を要請したのに対し、小池知事は「私の後の選挙なので、選挙対策本部長になったつもりで、先頭に立って地元を束ねて勝利に導きたい」と述べ、連携して取り組むことを確認しました。
この中で、東京都の小池知事は、都の調査チームが東京オリンピック・パラリンピックの競技会場の整備計画の大幅な見直しを提言したことに関連して、「むだなコストは見直すが、安かろう、悪かろうという発想ではなく、レガシーとして残る大会をどう作っていくのかという構想が大事であり、都としても、この1か月以内に一定の結論を出したい」と説明しました。
また小池知事は、豊洲市場の移転などをめぐる一連の問題について、「現在、石原元東京都知事へのヒアリングを含め、調査を急いでいて、そうした結果を踏まえて最終的に判断して、早めに結論を出したい」と述べました。
これに対して、自民党の二階幹事長は「われわれができる範囲で都の判断を全面的にバックアップしていきたいし、今後もそういう姿勢で都政に協力していきたい」と応じ、党としても必要に応じて協力していく考えを伝えました。
一方、小池知事が都知事選挙に立候補して衆議院議員を失職したのに伴い、来週11日に告示される衆議院東京10区の補欠選挙への対応について、二階氏らが協力を要請したのに対し、小池知事は「私の後の選挙なので、選挙対策本部長になったつもりで、先頭に立って地元を束ねて勝利に導きたい」と述べ、連携して取り組むことを確認しました。
二階氏「協力しあうのは当たり前」
自民党の二階幹事長は記者団に対し、「協力しあっていくと言えば、都議会でも、道ばたでも、どこでも協力しあっていくのは当たり前のことだ。自民党にも大東京を発展させていく責任があるので、お互いに協力してやっていくことに尽きる」と述べました。
下村氏「見直し当然 ラストチャンス」
自民党東京都連の会長を務める下村幹事長代行は党本部で記者団に対し、「コストが非常に上がっているので、見直しは当然で、ラストチャンスだと思う。アスリートファーストということもあるので、安かろう、悪かろうだけにならないようにするというのは、そのとおりだと思うので、党も東京都連も応援したい」と述べました。
ソース:NHK ニュース