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学習雑誌「小学二年生」休刊へ 「小学一年生」だけに
2016-10-04 11:14:06

大手出版社の小学館は、子どもの趣味の多様化などで部数が減少していることを理由に、学習雑誌の「小学二年生」をことし12月で休刊することを決めました。90年以上の歴史がある小学生向けの学習雑誌のうち、残るのは「小学一年生」のみとなります。
「小学二年生」は、今から91年前の大正14年に創刊されました。「小学一年生」から「小学六年生」までの学習雑誌は、学年ごとの学習内容を補いながら、時代や環境の変化に応じて著名人の伝記やマンガの連載、独自の付録などで人気を集め、小学館によりますと、ピーク時の昭和48年1月号は、「小学二年生」だけで111万部、6学年分を合わせると500万部の発行部数を記録しました。
しかし、子どもの趣味の多様化や、余暇の過ごしかたの変化に伴って部数が減少し、「小学二年生」の発行部数は今月発売の号では6万部にとどまっているということで、小学館は、ことし12月の発売を最後に休刊することを決めました。小学館の学習雑誌は「小学三年生」から「小学六年生」までがすでに休刊となっていて、残るのは「小学一年生」のみとなります。
小学館は、「これまで学習雑誌は幅広い内容の記事を掲載してきたが、最近では図鑑に子どもたちの人気が集まるなど、一つのテーマを深く取り上げたものに人気が集まっている」として、今後、小学2年生から4年生を対象とした新しい雑誌を創刊することにしています。
しかし、子どもの趣味の多様化や、余暇の過ごしかたの変化に伴って部数が減少し、「小学二年生」の発行部数は今月発売の号では6万部にとどまっているということで、小学館は、ことし12月の発売を最後に休刊することを決めました。小学館の学習雑誌は「小学三年生」から「小学六年生」までがすでに休刊となっていて、残るのは「小学一年生」のみとなります。
小学館は、「これまで学習雑誌は幅広い内容の記事を掲載してきたが、最近では図鑑に子どもたちの人気が集まるなど、一つのテーマを深く取り上げたものに人気が集まっている」として、今後、小学2年生から4年生を対象とした新しい雑誌を創刊することにしています。
ソース:NHK ニュース