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神戸刑務所 受刑者用の靴の材料を流用か
2016-10-03 20:01:23

兵庫県の神戸刑務所で、受刑者が使う靴を作るために税金で調達した材料の在庫およそ1300万円分が消え、一部が外部の公益財団法人に納入する一般販売用の製品に流用された可能性があることが会計検査院の調べでわかりました。
兵庫県明石市の神戸刑務所では、全国の刑務所で受刑者が使う運動靴やサンダルを刑務作業で作っています。
材料となる生ゴムなどは税金で調達され、倉庫に保管されていますが、会計検査院が在庫状況を調べたところ、本来残っているはずのおよそ1300万円分が消えていたということです。
神戸刑務所では受刑者用の靴のほかに公益財団法人「矯正協会」の依頼を受け、一般販売用のベルトなどのゴム製品を製造していて、そのために協会から預かった材料を区別せず、同じ倉庫に入れていたということです。
このため会計検査院は「生ゴムなどの消えた材料は矯正協会に納入する製品に流用された可能性がある」とみています。
このほかにも法令で定められた台帳での在庫管理を怠っていたとして、会計検査院は平成25年度までの3年分の材料費およそ1億3000万円を不当な支出と指摘する方針です。
これについて法務省は「検査を受けていることは事実だが、現時点ではコメントできない」としています。
材料となる生ゴムなどは税金で調達され、倉庫に保管されていますが、会計検査院が在庫状況を調べたところ、本来残っているはずのおよそ1300万円分が消えていたということです。
神戸刑務所では受刑者用の靴のほかに公益財団法人「矯正協会」の依頼を受け、一般販売用のベルトなどのゴム製品を製造していて、そのために協会から預かった材料を区別せず、同じ倉庫に入れていたということです。
このため会計検査院は「生ゴムなどの消えた材料は矯正協会に納入する製品に流用された可能性がある」とみています。
このほかにも法令で定められた台帳での在庫管理を怠っていたとして、会計検査院は平成25年度までの3年分の材料費およそ1億3000万円を不当な支出と指摘する方針です。
これについて法務省は「検査を受けていることは事実だが、現時点ではコメントできない」としています。
ソース:NHK ニュース