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パイピング現象防ぐ緊急工事 宮崎 延岡
2016-10-01 11:26:31

先月の台風で広い範囲が浸水し、川の堤防の外側で水や砂が噴き出す「パイピング」と呼ばれる現象が起きたと見られる宮崎県延岡市では、次の台風18号の接近に備えて緊急の工事が始まりました。
宮崎県延岡市北川町の川坂地区では、地区を流れる北川の堤防近くの水田などで水や砂が噴き出した穴が31か所あることが、県の調査で確認されています。
これらの穴は、先月下旬の台風16号の大雨で、川の水位が上昇して水圧が高まり、堤防の下に水の通り道ができて、堤防の外側で水や砂が噴き出す「パイピング」と呼ばれる現象と見られています。
今後も水や砂が噴き出すと地盤が弱まり、堤防が壊れる危険性があることから、宮崎県は、次の台風18号の接近に備えて、直径が比較的大きい6か所の穴について、1日から緊急の工事を始めました。
このうち、直径2メートル深さ1メートルの穴があいた畑では、穴を囲むように土のうを積む作業が行われていました。
県によりますと、この穴に雨水が流れ込むことで、水や砂が噴き出るのを抑えることができるということです。
工事は2日も行われる予定です。
これらの穴は、先月下旬の台風16号の大雨で、川の水位が上昇して水圧が高まり、堤防の下に水の通り道ができて、堤防の外側で水や砂が噴き出す「パイピング」と呼ばれる現象と見られています。
今後も水や砂が噴き出すと地盤が弱まり、堤防が壊れる危険性があることから、宮崎県は、次の台風18号の接近に備えて、直径が比較的大きい6か所の穴について、1日から緊急の工事を始めました。
このうち、直径2メートル深さ1メートルの穴があいた畑では、穴を囲むように土のうを積む作業が行われていました。
県によりますと、この穴に雨水が流れ込むことで、水や砂が噴き出るのを抑えることができるということです。
工事は2日も行われる予定です。
ソース:NHK ニュース