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不審な穴見つかった使用前の点滴は7個
2016-09-30 20:34:36

横浜市の病院で入院中の男性2人が異物を混入され相次いで中毒死した事件で、不審な穴が見つかった使用前の点滴は7個に上り、死亡した2人以外の複数の患者の分も含まれていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、ほかの患者に被害が広がっていないか詳しく調べています。
先月、横浜市神奈川区にある大口病院で、いずれも入院患者の八巻信雄さん(88)と西川惣藏さん(88)が相次いで中毒の疑いで死亡し、警察は、何者かが2人の点滴に消毒液を混入した疑いがあると見て殺人の疑いで捜査しています。
これまでの調べで、事件のあとナースステーションには50個以上の使用前の点滴が残っていて、その一部で点滴の袋にチューブをつなぐゴム製の栓の部分に貼られているシールには、ごく小さな穴が空いているのが見つかっています。その後の調べで、不審な穴が見つかった使用前の点滴は7個に上り、死亡した八巻さんと西川さん以外の複数の患者の分も含まれていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、4階の入院患者10人余りについて、異物が混入されていないか血液検査を進めていて、ほかの患者に被害が広がっていないか詳しく調べています。
これまでの調べで、事件のあとナースステーションには50個以上の使用前の点滴が残っていて、その一部で点滴の袋にチューブをつなぐゴム製の栓の部分に貼られているシールには、ごく小さな穴が空いているのが見つかっています。その後の調べで、不審な穴が見つかった使用前の点滴は7個に上り、死亡した八巻さんと西川さん以外の複数の患者の分も含まれていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、4階の入院患者10人余りについて、異物が混入されていないか血液検査を進めていて、ほかの患者に被害が広がっていないか詳しく調べています。
ソース:NHK ニュース