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釣り船が沈没 別の船が5人救助 けが人なし
2016-10-07 07:00:24
7日午前、大阪・岬町の沖合で小型の釣り船が航行できなくなって、その後、沈没し、乗っていた釣り客4人と船長が別の船に救助されました。5人にけがはないということで、海上保安署が詳しい状況を調べています。
7日午前11時ごろ、大阪・岬町の沖合およそ5キロで、小型の釣り船が航行できなくなりました。携帯電話で救助要請を受けた地元の漁協の組合長が船で現場に向かい、釣り客の男女4人と、船長の男性の合わせて5人を救助しました。釣り船はまもなく沈没しましたが、5人にけがはないということです。
釣り船は全長が11メートルほどで、7日の午前4時半すぎに大阪・港区の港を出航したということです。釣り船の船長は「異常を知らせるランプに気付き、機関室を確認したら浸水が始まっていた」と話しているということで、岸和田海上保安署が詳しい状況を調べています。
釣り船に乗っていた大阪市の50代の女性は取材に対し、「当時は海がかなり荒れていた。波も高く、風も強かったので船に水が入るのはよくあると思っていたが、みるみるうちに水かさが増してきた。船長に頼まれ、携帯電話で『助けて、沈む』と電話した」と振り返りました。そのうえで、「足が水につかってきたところで別の船が助けに来てくれたが、泳げないから死ぬかと思った。足はガクガクして手が震えている。本当に怖かった」と話していました。
釣り船は全長が11メートルほどで、7日の午前4時半すぎに大阪・港区の港を出航したということです。釣り船の船長は「異常を知らせるランプに気付き、機関室を確認したら浸水が始まっていた」と話しているということで、岸和田海上保安署が詳しい状況を調べています。
釣り船に乗っていた大阪市の50代の女性は取材に対し、「当時は海がかなり荒れていた。波も高く、風も強かったので船に水が入るのはよくあると思っていたが、みるみるうちに水かさが増してきた。船長に頼まれ、携帯電話で『助けて、沈む』と電話した」と振り返りました。そのうえで、「足が水につかってきたところで別の船が助けに来てくれたが、泳げないから死ぬかと思った。足はガクガクして手が震えている。本当に怖かった」と話していました。
救助に当たった漁協関係者は
救助に当たった大阪・岬町の小島漁協の山原學組合長は「午前11時すぎに、知り合いの女性から『今乗ってる釣り船が沈みそうなので助けてほしい』と携帯に電話が入った。すぐ現場に向かって、11時半ごろに、その女性を含む乗客4人と船長1人の全員を自分の船に移した。釣り船は3分の1くらい沈んだ状態だった。その後、釣り船をえい航しようとしたが、潮の流れが速く、途中でロープが切れて沈んだ。全員無事でとにかくよかった」と話していました。
ソース:NHK ニュース