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車のヘッドライト 自動点灯義務化へ 国交省
2016-10-07 08:13:22
日没前後の薄暮の時間帯に交通事故が相次いでいることから、国土交通省は一定の暗さになった時点でヘッドライトを自動で点灯させる機能の取り付けを3年半後に発売される新車から順次、義務づけることを決めました。
警察庁によりますと、去年1年間に起きた全国の交通事故の死者4117人のうち、日没の前後1時間の薄暮の時間帯に死亡した人は535人と全体のおよそ13%を占める一方で、ドライバーが車のライトを点灯し始める時間が遅いと指摘されています。
こうした状況を受け国土交通省は、センサーで明るさを感知し、自動的にヘッドライトを点灯させる「オートライト機能」を取り付けるよう、自動車メーカーなどに義務づけることを決めました。新たな基準では、周囲の明るさが日没のおよそ15分前の明るさに相当する1000ルクス未満になると、自動で点灯させるよう定めています。また、走行中にドライバーが手動でオートライト機能を解除できないようにするとしています。
国土交通省は、7日、道路運送車両法の保安基準を改定し、乗用車については新型車が3年半後の平成32年4月から、すでに販売されている型の車が5年後の平成33年10月から義務づけられます。さらにこれまで認められなかった日中も常時、点灯させるライトの取り付けも新たに認められました。
東京大学工学部の鎌田実教授は「車のライトはドライバーが見やすくなるだけでなく歩行者やほかの車に気づいてもらうためのものに役割が変わりつつあり、基準の変更は安全につながるものだ」と話しています。
こうした状況を受け国土交通省は、センサーで明るさを感知し、自動的にヘッドライトを点灯させる「オートライト機能」を取り付けるよう、自動車メーカーなどに義務づけることを決めました。新たな基準では、周囲の明るさが日没のおよそ15分前の明るさに相当する1000ルクス未満になると、自動で点灯させるよう定めています。また、走行中にドライバーが手動でオートライト機能を解除できないようにするとしています。
国土交通省は、7日、道路運送車両法の保安基準を改定し、乗用車については新型車が3年半後の平成32年4月から、すでに販売されている型の車が5年後の平成33年10月から義務づけられます。さらにこれまで認められなかった日中も常時、点灯させるライトの取り付けも新たに認められました。
東京大学工学部の鎌田実教授は「車のライトはドライバーが見やすくなるだけでなく歩行者やほかの車に気づいてもらうためのものに役割が変わりつつあり、基準の変更は安全につながるものだ」と話しています。
ソース:NHK ニュース