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熊本地震で被災の半導体工場 ソニーが公開
2016-10-07 09:18:17

一連の熊本地震の発生から半年を前に、ソニーは被災した半導体工場を報道陣に初めて公開し、復旧作業に時間がかかった今回の地震を教訓に、災害対策で他社とも連携する体制づくりに力を入れる方針を示しました。
ソニーが公開したのは熊本県菊陽町にある工場で、デジタルカメラやスマートフォンのカメラに使われる半導体製品を生産しています。
工場は一連の熊本地震による被害で操業を停止し、地震前の水準まで出荷量が回復したのは先月末でした。ソニーが撮影した地震直後の工場内の映像では、建物の一部が激しく壊れたり、クリーンルーム内の生産設備が破損したりと、被害の大きさがうかがえます。また、会社によりますと、復旧作業にあたって必要な資材や部品の確保に時間がかかったことが課題になったということです。
ソニーセミコンダクタマニュファクチュアリングの上田康弘社長は会見で、「今回の地震の経験をソニーだけの知見にとどめず、さまざまな製造業が災害から立ち直っていけるノウハウになるよう共有したい」と述べ、今回の地震を教訓に災害対策で他社とも連携する体制づくりに力を入れる方針を示しました。
半導体メーカー各社は、工場が災害で被害を受けた際、復旧に必要な資材などをお互いに融通する企業の枠を越えた体制づくりを進める方針で、早ければ来年1月から具体的な準備に入ることにしています。
工場は一連の熊本地震による被害で操業を停止し、地震前の水準まで出荷量が回復したのは先月末でした。ソニーが撮影した地震直後の工場内の映像では、建物の一部が激しく壊れたり、クリーンルーム内の生産設備が破損したりと、被害の大きさがうかがえます。また、会社によりますと、復旧作業にあたって必要な資材や部品の確保に時間がかかったことが課題になったということです。
ソニーセミコンダクタマニュファクチュアリングの上田康弘社長は会見で、「今回の地震の経験をソニーだけの知見にとどめず、さまざまな製造業が災害から立ち直っていけるノウハウになるよう共有したい」と述べ、今回の地震を教訓に災害対策で他社とも連携する体制づくりに力を入れる方針を示しました。
半導体メーカー各社は、工場が災害で被害を受けた際、復旧に必要な資材などをお互いに融通する企業の枠を越えた体制づくりを進める方針で、早ければ来年1月から具体的な準備に入ることにしています。
ソース:NHK ニュース