Show Furigana
都議会で豊洲市場の工事費高騰ただす 都は「適切な手続き」
2016-10-07 11:11:21

7日の都議会の経済・港湾委員会で、共産党都議団の可知佳代子議員は、3年前に行われた豊洲市場の3つの主要な建物の工事をめぐり、最初の入札が不調に終わったあと、予定価格が一気に400億円引き上げられた経緯についてただしました。
この中で、議員は「予定額が、わずかの間に、400億円も引き上げられ、落札率も平均99.87%と、談合の疑いが濃厚だ」と指摘したのに対し、都の中央卸売市場の施設整備担当部長は「一般競争入札の結果であり、手続きは適切に行われ、何ら問題ない」と述べました。
委員会では、入札が不調に終わった後、都が入札に参加したゼネコン3社に対してヒアリングした際の結果をまとめた資料が提出され、議員が「資料を見ると、業者側から、共通して予定価格を引き上げるよう要求されている。都は、この求めに応じて予定価格を引き上げたと言われても、しかたないのではないか」と指摘しました。
これに対し、都の担当部長は「工事を発注した当時は、東日本大震災の復興に向け、建設費と人件費が上昇していたほか、低入札の傾向もあった。ヒアリングではこうした現状を把握し、見積もり条件の見直しの認識を持った」と答えました。
委員会では、入札が不調に終わった後、都が入札に参加したゼネコン3社に対してヒアリングした際の結果をまとめた資料が提出され、議員が「資料を見ると、業者側から、共通して予定価格を引き上げるよう要求されている。都は、この求めに応じて予定価格を引き上げたと言われても、しかたないのではないか」と指摘しました。
これに対し、都の担当部長は「工事を発注した当時は、東日本大震災の復興に向け、建設費と人件費が上昇していたほか、低入札の傾向もあった。ヒアリングではこうした現状を把握し、見積もり条件の見直しの認識を持った」と答えました。
ソース:NHK ニュース