Show Furigana
認可外施設も公的保険への加入義務づけを 署名提出
2016-10-07 10:16:01

保育施設などの事故で子どもを亡くした親たちが、公的な保険の補償の対象となっていない認可外の保育施設についても公的保険への加入を義務づけ、補償などを十分に行える仕組みをつくるよう求める署名を内閣府に提出しました。
内閣府に署名を提出したのは、おととし宇都宮市の認可外保育施設で生後9か月で死亡した山口愛美利ちゃんの母親などでつくる「赤ちゃんの急死を考える会」のメンバー5人です。東京都内の街頭やインターネット上で集めたおよそ2万6000人分の署名を提出しました。
会によりますと、認可保育所は国の独立行政法人が運営する公的保険に加入していれば、事故が起きた場合、施設側の過失の有無にかかわらず保険金が給付されます。しかし、公的保険の加入対象ではない認可外の保育施設の多くは民間の保険に加入しており、補償には施設側の過失が条件となるため、情報の開示に応じないなど、事故の検証が十分に行えない実態があるということです。このため、提出した署名では、認可外の保育施設を含むすべての保育施設と事業者に公的保険への加入を義務づけ遺族への補償などを十分に行えるよう求めています。
署名を提出した山口愛美利ちゃんの母親は「認可も無認可も事故が起きた際にひとしく補償されるために署名を提出しました。子どもたちがよりよく暮らせる社会になるよういかして欲しいです」と話していました。
会によりますと、認可保育所は国の独立行政法人が運営する公的保険に加入していれば、事故が起きた場合、施設側の過失の有無にかかわらず保険金が給付されます。しかし、公的保険の加入対象ではない認可外の保育施設の多くは民間の保険に加入しており、補償には施設側の過失が条件となるため、情報の開示に応じないなど、事故の検証が十分に行えない実態があるということです。このため、提出した署名では、認可外の保育施設を含むすべての保育施設と事業者に公的保険への加入を義務づけ遺族への補償などを十分に行えるよう求めています。
署名を提出した山口愛美利ちゃんの母親は「認可も無認可も事故が起きた際にひとしく補償されるために署名を提出しました。子どもたちがよりよく暮らせる社会になるよういかして欲しいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース