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「業者らとゴルフ禁止」国家公務員の倫理規程 見直し困難
2016-10-09 05:09:16

国家公務員が業者らとゴルフに行くことを禁止した倫理規程の見直しをめぐって、人事院の国家公務員倫理審査会は、公務員らへのアンケートでも規定は妥当だとする意見が多かったなどとして、当面、見直しは困難だとしています。
国家公務員倫理規程では、不正のきっかけになりかねないなどとして、国家公務員は、割り勘であっても、業者など利害関係者と一緒にゴルフに行くことが禁止されています。
この規定をめぐっては、超党派の議員連盟などから、ゴルフは人気スポーツとして定着しており、ゴルフに対する誤解や偏見を招きかねないなどとして、見直しを求める意見が出ています。
こうした中、人事院の国家公務員倫理審査会がことし6月から7月にかけて国家公務員を対象にアンケート調査を行ったところ、ゴルフの禁止規定について、76%が妥当だと回答したほか、規定があることで企業などとの意見交換に支障が生じていると思わないと答えた人も80%に達しました。
また、審査会が同じ時期に企業や市民らを対象に行ったアンケートでも、規定は妥当だとする意見が多かったということです。
倫理規程は審査会の意見を踏まえて見直されることになっていますが、審査会では、当面、見直しは困難だとしています。
この規定をめぐっては、超党派の議員連盟などから、ゴルフは人気スポーツとして定着しており、ゴルフに対する誤解や偏見を招きかねないなどとして、見直しを求める意見が出ています。
こうした中、人事院の国家公務員倫理審査会がことし6月から7月にかけて国家公務員を対象にアンケート調査を行ったところ、ゴルフの禁止規定について、76%が妥当だと回答したほか、規定があることで企業などとの意見交換に支障が生じていると思わないと答えた人も80%に達しました。
また、審査会が同じ時期に企業や市民らを対象に行ったアンケートでも、規定は妥当だとする意見が多かったということです。
倫理規程は審査会の意見を踏まえて見直されることになっていますが、審査会では、当面、見直しは困難だとしています。
ソース:NHK ニュース