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東日本大震災から5年7か月 仙台で慰霊碑の清掃
2016-10-11 02:44:39

東日本大震災の発生から5年7か月となる11日、津波で大きな被害を受けた仙台市の荒浜地区では、地元の男性が慰霊碑の清掃を行ったあと祈りをささげました。
東日本大震災の津波で189人が犠牲になった仙台市の荒浜地区には、3年前、地元の自治会などによって集会場の跡地に慰霊碑が建てられました。
かつて荒浜地区に住んでいた早坂昇さん(76歳)は、津波で自宅を流され引っ越しましたが、今も毎日、この地区を訪れ、慰霊碑の清掃を続けています。震災の発生から5年7か月の月命日の11日も、早坂さんは慰霊碑の周りをほうきで掃いたり、観音像の台座を拭いたりしたあと慰霊碑に向かって手を合わせ、祈りをささげました。早坂さんによりますと、以前は月命日にあわせて慰霊碑を訪れる人も多かったということですが、時がすぎるとともにだんだん減ってきているということです。早坂さんは、「時間がたつにつれ当時の記憶が薄れているような気がします。自分が元気なうちは清掃を続けたいと思いますが次の世代に引き継ぎながら忘れないようにしていきたい」と話していました。
かつて荒浜地区に住んでいた早坂昇さん(76歳)は、津波で自宅を流され引っ越しましたが、今も毎日、この地区を訪れ、慰霊碑の清掃を続けています。震災の発生から5年7か月の月命日の11日も、早坂さんは慰霊碑の周りをほうきで掃いたり、観音像の台座を拭いたりしたあと慰霊碑に向かって手を合わせ、祈りをささげました。早坂さんによりますと、以前は月命日にあわせて慰霊碑を訪れる人も多かったということですが、時がすぎるとともにだんだん減ってきているということです。早坂さんは、「時間がたつにつれ当時の記憶が薄れているような気がします。自分が元気なうちは清掃を続けたいと思いますが次の世代に引き継ぎながら忘れないようにしていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース