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「乗客1人多い」出発やり直し 全日空に厳重注意
2016-10-11 08:11:05
先月、全日空の福岡発羽田行きの便が、搭乗手続きのミスで定員より乗客が1人多い状態で離陸しようとして出発をやり直していたことがわかり、国土交通省は11日、全日空に厳重注意しました。
国土交通省によりますと、先月30日、全日空の福岡発羽田行きのボーイング777型機が離陸しようとボーディングブリッジを離れた際、乗客の男性1人が立ったままとなっていました。
全日空が確認したところ、この便は満席でしたが、乗客の親子2人の搭乗手続きにミスがあり、1人分をキャンセル扱いとして新たに空席待ちの男性を乗せたため、座席が1席足りなくなったということです。この親子は携帯電話に表示するバーコードで搭乗手続きができるサービスを利用していましたが、全日空のスタッフらが十分に確認しないまま父親の予約だけで2人とも搭乗させてしまい、子どもの予約分がキャンセル扱いになったということです。
全日空はこの便を駐機場に引き返させて出発をやり直し、およそ40分の遅れが出ました。国土交通省は安全上の問題があったとして11日、全日空に対し厳重注意するとともに、今月25日までに再発防止策をまとめるよう求めました。全日空は「深くおわび申し上げるとともに厳重注意を重く受け止め、再発防止を図りたい」としています。
全日空が確認したところ、この便は満席でしたが、乗客の親子2人の搭乗手続きにミスがあり、1人分をキャンセル扱いとして新たに空席待ちの男性を乗せたため、座席が1席足りなくなったということです。この親子は携帯電話に表示するバーコードで搭乗手続きができるサービスを利用していましたが、全日空のスタッフらが十分に確認しないまま父親の予約だけで2人とも搭乗させてしまい、子どもの予約分がキャンセル扱いになったということです。
全日空はこの便を駐機場に引き返させて出発をやり直し、およそ40分の遅れが出ました。国土交通省は安全上の問題があったとして11日、全日空に対し厳重注意するとともに、今月25日までに再発防止策をまとめるよう求めました。全日空は「深くおわび申し上げるとともに厳重注意を重く受け止め、再発防止を図りたい」としています。
ソース:NHK ニュース