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三井住友銀行の元副支店長を逮捕 約1億9000万円詐取容疑
2016-10-12 01:57:46

三井住友銀行の都内にある支店の元副支店長が、外貨預金取引のシステムを不正に操作するなどして、およそ1億9000万円をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。警視庁は、同様の手口で合わせて11億円をだまし取っていた疑いがあるとみて、巨額不正事件のいきさつを調べています。
逮捕されたのは、東京・大田区にある三井住友銀行大森支店の元副支店長、南橋浩容疑者(54)です。
警視庁の調べによりますと、南橋元副支店長は、去年11月からことし6月にかけて、外貨預金取引のシステムを不正に操作するなどして、およそ1億9000万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いがもたれています。
ことし6月に税務調査で不正が発覚し、南橋元副支店長は翌月、懲戒解雇されるとともに、警視庁が捜査していました。
警視庁の調べに対し、容疑を認め、「子どもの教育費や交際していた女性のためなどに使った」と供述しているということです。
警視庁は、取り引きの記録などから、平成19年ごろから同様の手口で合わせて11億円をだまし取っていた疑いがあるとみて、巨額不正事件の詳しいいきさつを調べています。
警視庁の調べによりますと、南橋元副支店長は、去年11月からことし6月にかけて、外貨預金取引のシステムを不正に操作するなどして、およそ1億9000万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いがもたれています。
ことし6月に税務調査で不正が発覚し、南橋元副支店長は翌月、懲戒解雇されるとともに、警視庁が捜査していました。
警視庁の調べに対し、容疑を認め、「子どもの教育費や交際していた女性のためなどに使った」と供述しているということです。
警視庁は、取り引きの記録などから、平成19年ごろから同様の手口で合わせて11億円をだまし取っていた疑いがあるとみて、巨額不正事件の詳しいいきさつを調べています。
元副支店長が逮捕されたことについて、三井住友銀行は「事態を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、心からおわび申し上げます。外貨預金取引のシステムが悪用されたため、不正な操作ができないよう改定するなどして全行を挙げて再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。
ソース:NHK ニュース