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熊本城 本丸御殿の内部 地震後初めて報道各社に公開
2016-10-12 08:20:48

熊本地震からまもなく半年になるのを前に、大きな被害を受けて立ち入りが禁止されている熊本城の本丸御殿の内部が12日、地震のあと初めて報道各社に公開されました。
一連の地震で、熊本城は、国の重要文化財に指定されている13の建物すべてで被害が確認されたほか、石垣の3割を積み直す必要があるとされ、敷地内への立ち入りが禁止されています。
熊本地震から14日で半年になるのを前に、熊本城を管理する熊本市は12日、地震のあと初めて本丸御殿の内部を報道各社に公開しました。
本丸御殿は、外観上は目立った被害はなく、最も格式が高いとされる「昭君之間」では金ぱくを使った障壁画はほぼ無傷でしたが、床が西側に4センチほど沈んでいたということです。また、「若松之間」と呼ばれる居間では、障壁画の一部がゆがんでいたほか、茶室の壁に大きな亀裂が入ったり、障子がたわんだりしていました。
熊本市は、いずれも土台になっている石垣の内部の小さな石や土が地震の揺れで沈み込んだ影響ではないかと見ています。
12日は天守閣の出口部分も公開され、天守閣の下にある石垣の一部が崩れ落ちているのが見られました。
熊本城調査研究センターの城戸秀一主査は「被害が出ている部分を詳しく調べて、どのような修復が必要なのか検討したい」と話していました。
熊本地震から14日で半年になるのを前に、熊本城を管理する熊本市は12日、地震のあと初めて本丸御殿の内部を報道各社に公開しました。
本丸御殿は、外観上は目立った被害はなく、最も格式が高いとされる「昭君之間」では金ぱくを使った障壁画はほぼ無傷でしたが、床が西側に4センチほど沈んでいたということです。また、「若松之間」と呼ばれる居間では、障壁画の一部がゆがんでいたほか、茶室の壁に大きな亀裂が入ったり、障子がたわんだりしていました。
熊本市は、いずれも土台になっている石垣の内部の小さな石や土が地震の揺れで沈み込んだ影響ではないかと見ています。
12日は天守閣の出口部分も公開され、天守閣の下にある石垣の一部が崩れ落ちているのが見られました。
熊本城調査研究センターの城戸秀一主査は「被害が出ている部分を詳しく調べて、どのような修復が必要なのか検討したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース