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中日新聞社 事実と異なる記述や写真でおわび
2016-10-12 08:02:30

中日新聞社は、ことし5月に掲載した貧困をテーマにした連載の記事の中に事実と異なる記述や写真があったとして、12日の朝刊に「おわび」を掲載しました。担当した記者は「原稿をよくするために想像して書いてしまった」と説明しているということです。
事実と異なる記述があったのは、中日新聞社の貧困をテーマにした連載「新貧乏物語第4部子どもたちのSOS」のうち、ことし5月19日の朝刊に掲載された記事です。
中日新聞社によりますと、記事の中で、病気の父親を持つ女子中学生について、部活の合宿代や教材費が払えないなど困窮の状況に触れた3か所の記述が事実ではなかったということです。
記事の掲載後、女子中学生の家族からの指摘を受けて行った調査で判明し、担当した記者は「原稿をよくするために想像して書いてしまった」と説明しているということです。
記事は東京新聞と北陸中日新聞にも掲載されました。
また、この記者は、同じ連載の5月17日の朝刊の記事で、パンを売り歩く子どもとして掲載された写真を、実際の販売場所とは異なる場所でカメラマンに撮影させていたということです。
中日新聞社は12日の朝刊に「おわび」を掲載しました。
中日新聞名古屋本社の臼田信行編集局長は「記者が、事実とは異なることをみずから知りながら書いたことは、到底許されません。関係者を厳正に処分するとともに、記者教育に一層力を入れていきます」とコメントしています。
中日新聞社によりますと、記事の中で、病気の父親を持つ女子中学生について、部活の合宿代や教材費が払えないなど困窮の状況に触れた3か所の記述が事実ではなかったということです。
記事の掲載後、女子中学生の家族からの指摘を受けて行った調査で判明し、担当した記者は「原稿をよくするために想像して書いてしまった」と説明しているということです。
記事は東京新聞と北陸中日新聞にも掲載されました。
また、この記者は、同じ連載の5月17日の朝刊の記事で、パンを売り歩く子どもとして掲載された写真を、実際の販売場所とは異なる場所でカメラマンに撮影させていたということです。
中日新聞社は12日の朝刊に「おわび」を掲載しました。
中日新聞名古屋本社の臼田信行編集局長は「記者が、事実とは異なることをみずから知りながら書いたことは、到底許されません。関係者を厳正に処分するとともに、記者教育に一層力を入れていきます」とコメントしています。
ソース:NHK ニュース