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詐取容疑の元副支店長 専用コードでシステム警告機能解除か
2016-10-12 20:19:26

三井住友銀行の元副支店長が、外貨預金取引のシステムを不正に操作して、およそ1億9000万円をだまし取ったとして逮捕された事件で、元副支店長は職務上、与えられた専用コードを入力してシステム内の警告機能を解除し、不正な操作を続けていたことが警視庁への取材で分かりました。
東京・大田区にある三井住友銀行大森支店の副支店長だった南橋浩容疑者(54)は、去年11月からことし6月にかけて、外貨預金取引のシステムを不正に操作して、およそ1億9000万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
調べに対し、容疑を認めているということです。警視庁のこれまでの調べで、システムは不正な操作や数字の入力ミスを認識すると、その先の手続き画面に移行せず、エラーメッセージを表示する警告機能がありますが、南橋元副支店長は、この機能を、職務上、与えられた専用コードを入力して解除し、不正な操作を続けていたことが警視庁への取材で分かりました。
また、大森支店に異動する前の別の支店に勤務していた時から1人でシステムを自由に操作できる状況だったということです。
警視庁は、南橋元副支店長が、立場を悪用して不正な操作を繰り返し、合わせて11億円をだまし取っていた疑いがあると見て、さらに調べを進めることにしています。
調べに対し、容疑を認めているということです。警視庁のこれまでの調べで、システムは不正な操作や数字の入力ミスを認識すると、その先の手続き画面に移行せず、エラーメッセージを表示する警告機能がありますが、南橋元副支店長は、この機能を、職務上、与えられた専用コードを入力して解除し、不正な操作を続けていたことが警視庁への取材で分かりました。
また、大森支店に異動する前の別の支店に勤務していた時から1人でシステムを自由に操作できる状況だったということです。
警視庁は、南橋元副支店長が、立場を悪用して不正な操作を繰り返し、合わせて11億円をだまし取っていた疑いがあると見て、さらに調べを進めることにしています。
ソース:NHK ニュース