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皇室とタイ王室 古くから親密な関係
2016-10-13 13:11:24

国家元首として70年にわたって国を治め、世界で最も在位の長い国王として知られてきたタイのプミポン国王が亡くなりました。皇室とタイの王室は、天皇皇后両陛下とプミポン国王夫妻の交流を中心に古くから親密な関係を築いてきました。
昭和39年、天皇陛下は、昭和天皇の名代として皇后さまとともに初めてタイを公式訪問されました。両陛下と国王は、当時いずれも30代で、国王は、車を運転して両陛下を山岳地帯まで案内したり、移動中の飛行機の中で愛用のクラリネットの演奏を披露したりするなど、心を尽くしてもてなしました。
この翌年、タイの厳しい食糧事情を聞かされていた天皇陛下が、「ティラピア」という淡水魚を国王に寄贈し、これがきっかけとなってティラピアはタイの食卓に欠かせない魚となりました。親交はその後も続き、平成3年には、天皇陛下の即位後初めてとなる外国訪問で、両陛下でタイなど3か国を訪れたほか、平成18年には、プミポン国王の即位60周年を祝う式典に両陛下で出席されています。
また、皇族方もタイとの親交が深く、平成24年には、皇太子さまが親善訪問されたほか、秋篠宮さまも国際親善や研究の一環でこれまでに16回、タイを訪問されています。
この翌年、タイの厳しい食糧事情を聞かされていた天皇陛下が、「ティラピア」という淡水魚を国王に寄贈し、これがきっかけとなってティラピアはタイの食卓に欠かせない魚となりました。親交はその後も続き、平成3年には、天皇陛下の即位後初めてとなる外国訪問で、両陛下でタイなど3か国を訪れたほか、平成18年には、プミポン国王の即位60周年を祝う式典に両陛下で出席されています。
また、皇族方もタイとの親交が深く、平成24年には、皇太子さまが親善訪問されたほか、秋篠宮さまも国際親善や研究の一環でこれまでに16回、タイを訪問されています。
ソース:NHK ニュース