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入院患者2人中毒死 ほかには異物検出されず
2016-10-14 04:38:05

横浜市の病院で入院患者2人が異物を混入され、相次いで中毒死した事件で、警察がこの病院の入院患者全員の血液検査を行った結果、異物は検出されなかったことが警察への取材で分かりました。警察は引き続き、未使用の点滴の薬剤についても分析を進めていて、被害が広がっていないか調べています。
先月、横浜市神奈川区の大口病院で、いずれも入院患者の八巻信雄さん(88)と西川惣藏さん(88)が相次いで中毒の疑いで死亡し、警察は何者かが点滴の薬剤に「界面活性剤」を含む消毒液を混入した疑いがあるとみて殺人の疑いで捜査しています。
この事件で、警察は、この病院の入院患者全員にあたる50人についても血液検査を行い、体内に異物が混入していないか調べていました。その結果、全員から「界面活性剤」は検出されなかったことが警察への取材で分かりました。
一方、これまでの調べで4階のナースステーションなどには、未使用の点滴50個以上が残され、このうち7個にごく小さな不審な穴が見つかっていることが分かっていて、警察はこれら未使用の点滴についても分析を進めていて、被害が広がっていないか調べています。
この事件で、警察は、この病院の入院患者全員にあたる50人についても血液検査を行い、体内に異物が混入していないか調べていました。その結果、全員から「界面活性剤」は検出されなかったことが警察への取材で分かりました。
一方、これまでの調べで4階のナースステーションなどには、未使用の点滴50個以上が残され、このうち7個にごく小さな不審な穴が見つかっていることが分かっていて、警察はこれら未使用の点滴についても分析を進めていて、被害が広がっていないか調べています。
ソース:NHK ニュース