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工事の鉄パイプ落下し頭直撃 通行の男性死亡 六本木
2016-10-14 03:07:02

14日午前、東京の六本木で、マンションの工事現場から鉄パイプが落下して、近くを歩いていた77歳の男性に直撃し、男性が死亡しました。警視庁は現場の安全管理に問題があった可能性があるとして、業務上過失致死の疑いで調べています。
14日午前10時前、東京・港区六本木で、「六本木通り」沿いのマンションの工事現場から鉄パイプが落下し、近くの歩道を歩いていた男性の頭部に直撃しました。
警視庁によりますと、男性は東京・新宿区の飯村一彦さん(77)で、意識不明の重体でしたが、搬送先の病院で死亡しました。
また、一緒に歩いていた70代の妻も病院に運ばれましたが、詳しく調べた結果、けがは無かったということです。
これまでの調べで、落下したのは、長さがおよそ1メートル80センチの鉄パイプで、マンションの改装工事の足場に使われていて、足場の解体作業中に建物の10階部分から落下したと見られるということです。マンションの周りには、部品の落下を防ぐためのネットが張られていますが、警視庁は現場の安全管理に問題があった可能性があるとして、業務上過失致死の疑いで詳しい経緯を調べています。
現場は、東京メトロの六本木駅近くの、オフィスビルや飲食店などが建ち並ぶ繁華街の一角で、警視庁は、ほかの部品も落下するおそれがあるとして、現場周辺で歩行者などが通行できないようにしているということです。
警視庁によりますと、男性は東京・新宿区の飯村一彦さん(77)で、意識不明の重体でしたが、搬送先の病院で死亡しました。
また、一緒に歩いていた70代の妻も病院に運ばれましたが、詳しく調べた結果、けがは無かったということです。
これまでの調べで、落下したのは、長さがおよそ1メートル80センチの鉄パイプで、マンションの改装工事の足場に使われていて、足場の解体作業中に建物の10階部分から落下したと見られるということです。マンションの周りには、部品の落下を防ぐためのネットが張られていますが、警視庁は現場の安全管理に問題があった可能性があるとして、業務上過失致死の疑いで詳しい経緯を調べています。
現場は、東京メトロの六本木駅近くの、オフィスビルや飲食店などが建ち並ぶ繁華街の一角で、警視庁は、ほかの部品も落下するおそれがあるとして、現場周辺で歩行者などが通行できないようにしているということです。
現場近くで働く女性「ものものしい雰囲気」
現場近くの駐車場に勤務する男性は、「女性の大きな声がして見に行くと騒ぎになっていた。パトカーや救急車がたくさん集まってきた」と話していました。
また、近くの会社に勤務する女性は、「出勤していたら、警察官が坂を駆け上がってきた。救急車や警察官がどんどん駆けつけて、ものものしい雰囲気でした」と話していました。
また、近くの会社に勤務する女性は、「出勤していたら、警察官が坂を駆け上がってきた。救急車や警察官がどんどん駆けつけて、ものものしい雰囲気でした」と話していました。
死亡した飯村さんが暮らしていた新宿区内のマンションの管理人の男性は、「日頃からあいさつをしていたので驚きました。最近は足腰が弱くなった飯村さんに奥さんが心配そうに寄り添うなど仲のよい夫婦に見えました」と話していました。
ソース:NHK ニュース