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沖縄の県立病院 毒薬指定の筋しかん剤を紛失
2016-10-14 10:09:56

沖縄県南風原町にある県立病院で、毒薬に指定されている筋しかん剤40ミリグラムが入った瓶、合わせて4本が無くなっているのがわかり、病院は警察に届け出るとともに、紛失したいきさつについて調べています。
筋しかん剤を紛失したのは、沖縄県南風原町にある県立南部医療センター・こども医療センターです。病院によりますと、先月26日、手術室の保冷庫で保管していた「スキサメトニウム」という筋しかん剤の40ミリグラム入りの瓶の数を看護師が確認したところ、6本あるはずの瓶が2本しかなく、4本が無くなっているのがわかったということです。
筋しかん剤は、手術などの際に筋肉の動きを弱めるために使われ、毒薬に指定されています。この病院では1日1回、保冷庫に保管している本数を確認する決まりになっていましたが、先月21日以降は、確認がされていなかったということです。
病院は「防犯カメラの映像などから、部外の人が持ち出した可能性は低い」と説明していて、警察と保健所に届け出るとともに、紛失したいきさつについて調べています。
県立南部医療センター・こども医療センターの佐久本薫院長は「病院の信頼を損なう事態を引き起こし、深くおわび申し上げます。今まで以上に厳格な管理をして、再発防止に努めます」と話しています。
筋しかん剤は、手術などの際に筋肉の動きを弱めるために使われ、毒薬に指定されています。この病院では1日1回、保冷庫に保管している本数を確認する決まりになっていましたが、先月21日以降は、確認がされていなかったということです。
病院は「防犯カメラの映像などから、部外の人が持ち出した可能性は低い」と説明していて、警察と保健所に届け出るとともに、紛失したいきさつについて調べています。
県立南部医療センター・こども医療センターの佐久本薫院長は「病院の信頼を損なう事態を引き起こし、深くおわび申し上げます。今まで以上に厳格な管理をして、再発防止に努めます」と話しています。
ソース:NHK ニュース