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国連 ハリケーン被害のハイチ復興に410億円余必要
2016-10-15 05:23:38
国連は、ハリケーンで500人以上が死亡したハイチの復興に今後2年間で410億円余りが必要になるという見通しを示し、国際社会に協力を呼びかけていく方針です。
カリブ海のハイチは今月、大型のハリケーン「マシュー」の直撃を受けてこれまでに546人が死亡し、17万5000人が避難生活を余儀なくされています。
国連は14日、ハイチで支援活動を取りしきっている担当者と電話会議を行いました。会議での報告によりますと、被災者は200万人にのぼり、このうち140万人が緊急の支援が必要な状態にもかかわらず、農作物の80%が被害を受け、食糧が不足しているということです。
今後の対策を協議した国連のエリアソン副事務総長は、短期的には被災者に食糧や飲料水を確保し、コレラの感染拡大を食い止めることが重要だとしたうえで、中長期的には被害を受けた下水道や公衆衛生のインフラの復旧が必要だと述べました。
そしてハイチの復興には今後2年間で4億ドル(410億円余)が必要になるという見通しを示しました。
国連はパン・ギムン(潘基文)事務総長が15日に被災地を視察するとともに、復興に必要な資金についても国際社会に協力を呼びかけていく方針です。
国連は14日、ハイチで支援活動を取りしきっている担当者と電話会議を行いました。会議での報告によりますと、被災者は200万人にのぼり、このうち140万人が緊急の支援が必要な状態にもかかわらず、農作物の80%が被害を受け、食糧が不足しているということです。
今後の対策を協議した国連のエリアソン副事務総長は、短期的には被災者に食糧や飲料水を確保し、コレラの感染拡大を食い止めることが重要だとしたうえで、中長期的には被害を受けた下水道や公衆衛生のインフラの復旧が必要だと述べました。
そしてハイチの復興には今後2年間で4億ドル(410億円余)が必要になるという見通しを示しました。
国連はパン・ギムン(潘基文)事務総長が15日に被災地を視察するとともに、復興に必要な資金についても国際社会に協力を呼びかけていく方針です。
ソース:NHK ニュース