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東電地下施設の火災 3日ぶりに検証再開
2016-10-16 02:56:39

埼玉県新座市にある東京電力の地下の施設で起きた火災で、警察と消防は、地下にたまった水を取り除く作業が終わったため、中断していた検証を3日ぶりに再開しました。警察などは、地下の施設を通る送電線のケーブルから火が出たと見て、詳しい原因を調べています。
今月12日、埼玉県新座市野火止にある東京電力の送電線のケーブルを通す地下の施設で火災が起き、東京都内の11の区で合わせて58万戸余りが一時停電しました。
警察と消防は、地下の温度が高いうえ、たまった水をくみ上げる必要があったため、検証をいったん中断していましたが、16日午前10時すぎ、3日ぶりに検証を再開しました。ヘルメットやマスクを着けた警察官や消防隊員が東京電力の担当者とともに次々と地下に入っていきました。
消防によりますと、これまでの検証では、地下のコンクリートの温度が60度に達する場所もあり、火元と見られる地下の現場までたどり着けませんでしたが、16日の検証では、すでに現場付近に到着し、詳しい調査を始めているということです。
警察などは、地下の施設を通る送電線のケーブルから火が出たとみて、ケーブル付近とそれ以外の壁や配線などを調べる2つの班に分けて、詳しい状況を調べています。
警察と消防は、地下の温度が高いうえ、たまった水をくみ上げる必要があったため、検証をいったん中断していましたが、16日午前10時すぎ、3日ぶりに検証を再開しました。ヘルメットやマスクを着けた警察官や消防隊員が東京電力の担当者とともに次々と地下に入っていきました。
消防によりますと、これまでの検証では、地下のコンクリートの温度が60度に達する場所もあり、火元と見られる地下の現場までたどり着けませんでしたが、16日の検証では、すでに現場付近に到着し、詳しい調査を始めているということです。
警察などは、地下の施設を通る送電線のケーブルから火が出たとみて、ケーブル付近とそれ以外の壁や配線などを調べる2つの班に分けて、詳しい状況を調べています。
現場近くの住民「再発防止の徹底を」
火災現場の近くの住民からは、今後、再発防止策を徹底してほしいという声が聞かれました。
57歳の女性は、「近くに住んで20年以上になりますが、こうした施設が地域にあることは知りませんでした。大規模停電にもつながりかねないので、東京電力には再発防止策を徹底してほしいです」と話していました。
また、53歳の男性は、「地下に東京電力のケーブルがあることは知っていましたが、こんな大規模な火災は初めてだし、都内にも大きな影響が出て驚きました。設置から35年もたてば劣化なども出てくると思うので、これを機に管理体制を見直してほしいです」と話していました。
57歳の女性は、「近くに住んで20年以上になりますが、こうした施設が地域にあることは知りませんでした。大規模停電にもつながりかねないので、東京電力には再発防止策を徹底してほしいです」と話していました。
また、53歳の男性は、「地下に東京電力のケーブルがあることは知っていましたが、こんな大規模な火災は初めてだし、都内にも大きな影響が出て驚きました。設置から35年もたてば劣化なども出てくると思うので、これを機に管理体制を見直してほしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース