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熊本地震 2回目の震度7から半年 大学生が慰霊祭
2016-10-16 11:31:48

一連の熊本地震で、2回目の震度7の揺れを観測した地震から半年となったきょう、大学生3人が亡くなった熊本県南阿蘇村では学生たちが慰霊祭を開き、仲間の死を悼みました。
南阿蘇村では4月16日の地震で、東海大学農学部の学生3人が自宅アパートの下敷きになって亡くなりました。
慰霊祭は、3人の友人だった大学生たちがアパートがあった近くで開き、地元の住民を含むおよそ180人が参列して、3人の死を悼むために設けられた竹の灯ろうの前で静かに手を合わせました。
その1人、東海大学農学部の3年生、鷲頭朋之さんは、倒壊したアパートからおよそ4時間後に救助されましたが、サークルの後輩で親友だった大野睦さんが亡くなりました。鷲頭さんは、大学の授業が再開され日常の生活が戻ってくることに罪悪感を感じた時期もあったということですが、今は亡くなった親友に元気に過ごしていることを報告することが、供養になると考えるようになり参列したということです。
鷲頭さんは「半年がたっても大野君を失った悲しみが消えることはありませんが、自分が前に進むことで、彼が過ごせなかった時間の分も生きていきたい」と話していました。
慰霊祭は、3人の友人だった大学生たちがアパートがあった近くで開き、地元の住民を含むおよそ180人が参列して、3人の死を悼むために設けられた竹の灯ろうの前で静かに手を合わせました。
その1人、東海大学農学部の3年生、鷲頭朋之さんは、倒壊したアパートからおよそ4時間後に救助されましたが、サークルの後輩で親友だった大野睦さんが亡くなりました。鷲頭さんは、大学の授業が再開され日常の生活が戻ってくることに罪悪感を感じた時期もあったということですが、今は亡くなった親友に元気に過ごしていることを報告することが、供養になると考えるようになり参列したということです。
鷲頭さんは「半年がたっても大野君を失った悲しみが消えることはありませんが、自分が前に進むことで、彼が過ごせなかった時間の分も生きていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース