Show Furigana
地震・津波観測網 データ送る海底ケーブルを陸揚げ
2016-10-18 06:01:31

関東から北海道にかけての太平洋の沖合に、地震と津波の大規模な観測網を整備する工事で、観測したデータを送る海底ケーブルを陸上の施設につなぐため、陸揚げする作業が、千葉県南房総市で行われました。
この観測網は防災科学技術研究所が国のプロジェクトとして整備を進めていて、関東から北海道にかけての太平洋の沖合に地震計と津波計を設置し、海底ケーブルを通じてデータを送ります。
18日は、太平洋の日本海溝の東側におよそ1500キロにわたり敷設される海底ケーブルを南房総市内の施設につなぐため、陸揚げする作業が行われました。
沖合の船から繰り出されたケーブルが重機でゆっくりと陸上に引き上げられると、関係者がケーブルにシャンパンをかけて、今後の作業の安全を祈願しました。
観測網の一部はすでに試験運用が行われていて、すべての海底ケーブルの敷設や機器の整備などが終われば、今年度中にも観測網全体の本格運用が始まる見通しで、地震や津波をこれまでよりも早く捉えられると期待されています。
防災科学技術研究所の金沢敏彦室長は「地震や津波の情報を従来よりも迅速に発信でき、的確な避難行動に結びつけられる。なるべく早く本格運用を目指したい」と話していました。
18日は、太平洋の日本海溝の東側におよそ1500キロにわたり敷設される海底ケーブルを南房総市内の施設につなぐため、陸揚げする作業が行われました。
沖合の船から繰り出されたケーブルが重機でゆっくりと陸上に引き上げられると、関係者がケーブルにシャンパンをかけて、今後の作業の安全を祈願しました。
観測網の一部はすでに試験運用が行われていて、すべての海底ケーブルの敷設や機器の整備などが終われば、今年度中にも観測網全体の本格運用が始まる見通しで、地震や津波をこれまでよりも早く捉えられると期待されています。
防災科学技術研究所の金沢敏彦室長は「地震や津波の情報を従来よりも迅速に発信でき、的確な避難行動に結びつけられる。なるべく早く本格運用を目指したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース